私は将来ビジネスを通じて出来るだけ多くの人に貢献したいという想いがあり、それを実現するために留学をしようと決めました。世界でインターネットが普及した事やグローバル化が進んだ事もあって、英語を母国語としない国の人々の間で英語でコミュニケーションを取り合う事は当たり前のように行われていたり、日本でも外国人観光客が増加の一途を辿っていたりと、英語を使用する場面は昔に比べ増加していると感じています。
ビジネスをするにおいて、様々な人々と意思疎通を図れるという事は自身の夢を実現する可能性を広げるものになると考えており、派遣先大学での学生との交流や授業、またそこでの生活を通して、幅広い知識や経験を養い自分の成長に繋がるいい機会になると思ったのが留学を志した理由です。
経験した事の無い不慣れな環境に身を置いて生活をするのは少し不安でもありますが、高い評価、優れた教授がいるオーストラリアのグリフィス大学で、自身が専攻している経営学に関して学べることや、様々な国から集まった多様な学生達と交流出来る事を楽しみにしており、オーストラリアでしか経験出来ない事をたくさん経験出来たらいいなと思います。
オーストラリアでの留学生活が始まって半年が過ぎてまず思うことはオーストラリア留学を決断して本当に良かったなという事とあっという間の半年だったなという事です。
オーストラリアは現地のオーストラリア人に加えて、世界中の国から勉学や仕事など様々な目的を持った人たちが集まって出来た多様性に溢れた国です。現在通っているグリフィス大学でも多くの学生がオーストラリア以外の国にルーツを持っていたりするためそれぞれの国の文化、生活、人々の情報などを深く知る事ができるのでとても楽しいです。また私はグリフィス大学でビジネスに関する科目を中心に履修していますが、授業の内容や行い方が日本のそれとは全く異なっている印象を強く受けました。具体的にはまずほとんどの授業で座学とディスカッションが行われます。基本的には座学で学んだ内容の理解を深めるためにワークショップやチュートリアルと呼ばれる少人数でのクラスでディスカッションを行いグループを組みプレゼンを行ったりします。日本ではほとんどの授業が座学であったため最初は初めて会う学生とのアイスブレイクをどう行うのか不慣れではありましたが、何回もチャレンジしているうちに初めて会う学生ともフレンドリーに接する事が出来るようになり簡単に打ち解けることが出来るようになりました。こうした初めて会った人と打ち解けディスカッションをするというスキルは私の目標である将来像に近づく上で必要不可欠である上授業で学んだ内容の理解も深める事ができるので毎日勉強をするモチベーションに繋がっています。
これからも残り少ない貴重なオーストラリアでの学生生活を有意義に過ごすために日々努力していきたいなと思います。
1年間のオーストラリアでの留学生活は本当にあっという間に過ぎた時間でした。2018年は僕にとって人生で1番刺激があり、内容が濃かった1年になったのではないかと感じています。
自己成長と将来の可能性を広げるという事が、オーストラリアへの交換留学を志望した理由でしたが、今回の留学を振り返ってみて、それが叶った1年間であったと思います。
オーストラリアは多様性が非常に豊かな国で、人々のライフスタイル、考え、行動、環境など、オーストラリアと日本では様々な面で異なる事が多く、場合によっては、その環境にフィットする為に、時間がかかる事もあったり、苦労する事もあるのかもしれませんが、僕は留学先で出来るだけそうした違いを新たな発見と考え、楽しみながら留学生活を行なってきました。
僕の通っていたグリフィス大学も非常に国際色豊かな大学で、出身国、肌の色、歳、意見は学生によって様々でした。どんな人たちもみな自分の意見を積極的に発信し、共有しようという信念を持った学生が多く、授業の質も非常に高く感じました。
こうした、留学先での授業を含め、人々との交流、課外活動などは、僕にとって全てが新鮮な体験で、そこから得た、知見や考えによって以前よりもさらに自分に自信が持てるようになりましたし、今後生きていく上で、非常に有意義なものになると考えています。
今回の1年間の交換留学を志望し、その時間を活かせて本当に良かったなと思います。