HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2017年度『受入』

  • 氏名:BYEON SEONGUK [ 韓国 ]

  • 受入期間:2017年09月13日 ~ 2018年02月17日
  • 受入大学:芦屋大学
  • 在籍大学:聖潔大学


留学のきっかけ、目的

芦屋大学は「人それぞれに天職に生きる」を建学の精神としています。私はその文章を見た時、すごく感動しました。私は自分が何をやりたいのか、いまだによくわかりません。ですが、一つ確かなことは、私が日本という国に興味があるという事実です。私は日本で芦屋大学とともに夢を探したいです。

Ashiya University regards "living in vocation for each person" as the founding spirit. I was deeply impressed when I saw that sentence. I still do not know exactly what I want to do. But one thing certain is the fact that I am interested in the country called Japan. I would like to search dreams with Ashiya University in Japan.

留学中の体験

僕は芦屋大学で勉強をしながら、学生達に韓国語を教えています。国際交流センターで主催する「チャットランチ」と言う「昼ご飯を食べながら話をするような外国語教室」に参加しています。僕は韓国語の先生として、韓国語の基礎を学生達(友達)に教えています。学生は日本人だけではなく、色々な国から来た留学生達もいます。中国、ベトナム、ネパール、シンガポールなど様々な国々の学生達が集まって話し合うのはとても不思議で楽しい事です。こんな体験ができるなんて、日本にきて良かったと思っています。僕も時には学生として中国語、英語、ベトナム語を学んでいます。この言語交換プログラムのおかげで色々な国の人々と繋がりが出来て一緒に遊んだりもしました。そうする内に自然にお互いの文化や考え方の違いを知っていき、自分の偏見が消え、視界が広がりました。前は直接多様な国々の人たちと会う機会がなかったため、ニュースや記事などのマスコミの影響を受け、国々に対しての偏見をそのまま受け入れてしまいました。ですが直接日本人、留学生達と話をし、一緒に遊ぶ事で彼らの本当の姿を知る事ができました。最近、それがとても楽しいと思っています。

留学の成果、将来の目標

<日本に来てわかった事、果たしたもの、変わった事>
最初、私は日本について知りたくて日本に来たと言ったが、実はまだ日本がどんな国なのかよく分からない。それはまだ私が色々な体験をしていなかった事と6か月の留学期間が短すぎた事が原因だと思う。だが、その代わり、この留学生活のおかげで分かったことがある。たとえば、日本に居てむしろ韓国のことをもっとよく分かって来た。外で見る韓国は思ったよりいい国だった。時々大学の授業で日本に比べ韓国が優れた事を学ぶ。その中には私が知らなかった事も多く、韓国の長所を知ることが出来た。
しかし、実を言うと、私は自分の国について関心がなかった。だから私は韓国について何一つ分かっていなかった。ある日、日本人の友達と歴史の話をしたが、私が韓国歴史に詳しくないため、色々な話しを聞かせる事が出来なかった。私はそれをとても恥ずかしく思って、最近はネットで韓国歴史講義を受けている。おかげで今は韓国のことをもっと分かるようになった。日本に来て韓国をもっと知ることができたのだ。

<結論>
私は今回の留学が半分だけの成功だったと思う。当初の目的である「日本語を学ぶこと」と「日本を知ること」の中で前者はある程度は果たしたと思うが、後者はまだ分からない。正直、今でもどうやって日本を理解することが出来るのかは不明だ。もしかしたら、他の国を完全に理解するのは不可能かもしれない。でも、確かなのは、私にもっと広い世界を見せてくれたこの留学生活は私の未来に何らかの影響を与える事になると言うことだ。それがどんなものであれ、きっとプラス的な影響だと断言出来る。