留学の一番の目的は韓国語能力の向上です。私は小学生の頃から韓国人と関わる機会や韓国について学ぶ活動に参加した経験があったので韓国を身近に感じ、数年前から韓国語の勉強を始めました。韓国語は日本語と似た語順や単語が多く、初めは学びやすいと思っていましたが、だんだんレベルが上がるにつれて発音やニュアンスの違いなどにぶつかるようになり、現地で学ぶ事の必要性を感じました。
留学中は様々な経験を通して自然で実用的な韓国語を身に付けたいです。
授業では韓国語の授業だけでなく、韓国語で行われる授業をいくつか受けました。その中で特に印象に残っているのが東アジアの歴史に関する授業です。内容が難しく授業についていくのは大変でしたが、膨大な資料を読み、レポートやテストをこなせた事は自信に繋がりました。また、韓国の視点から歴史を学ぶ事は新鮮で、貴重な経験となりました。
授業以外では写真サークルに所属したり、友人と遊びに行くなどして韓国語を話す機会を作るよう努力をしました。
留学に行って間もない頃は現地人と話す度に緊張していました。言葉を聞き取れず、何度も聞き返して会話がうまく続かなかったり、伝えたいことが全然伝わらずもどかしいと感じることも何度もありました。しかし、留学を終えた現在は、韓国人が話している言葉がスラスラ耳に入ってくるようになりました。また、韓国で出版された本やニュース記事を以前よりも読めるようになったことで韓国語力の伸びを実感しています。スピーキングに関しては正直まだまだ納得のいく状態ではないので韓国人の友達とこれからも連絡を続けたり、アルバイト先で積極的に韓国語を使ったりしながら実力を伸ばしていきたいです。そして将来は韓国に携わる仕事に就きたいと考えています。