HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2026年度『受入』

  • 氏名:J.L. [ 韓国 ]

  • 受入期間:2026年09月25日 ~ 2027年07月29日
  • 受入大学:神戸女学院大学
  • 在籍大学:淑明女子大学校


留学のきっかけ、目的

高校時代に東アジア史を学ぶ中で、日本の歴史に興味を持つようになりました。韓国・中国・日本の三か国をそれぞれ独立したものとして捉えるのではなく、相互に影響を与え合ってきた関係性の中で捉えることで、特に日韓両国の歴史的な関係について深く考えるようになりました。過去に両国がどのような関係を築いてきたのかを学ぶ中で、歴史に対する探究心がさらに深まり、その上で、これから韓国と日本がどのような関係を築いていくべきなのかについても考えるようになりました。

大学進学後は、専攻を通して韓国史を中心に学びながら、歴史に対する理解を広げてきました。一方で、交換留学生の韓国での生活をサポートするバディプログラムに参加し、日本人の友人と出会ったことをきっかけに、日本に対する関心が歴史から日本語、そして日本の生活や文化へと広がりました。それまでは主に歴史的な観点から日本を見ていましたが、友人との交流を通して日本の日常生活や文化そのものにも興味を持つようになり、日本という社会をより多様な視点から理解したいと考えるようになりました。

その後、学科の学術サークル(研究会)で日本史に関する研究を行う中で、日本史をより深く学びたいという思いが強くなりました。特に、歴史研究を経験する中で、国内の史料だけでなく、海外の史料を原文で読み解き、翻訳することによって、異なる視点から歴史を捉えることに関心を持つようになりました。韓国の歴史を研究する際にも、自国の史料だけでなく、他国が韓国をどのように見て、どのように記録していたのかを併せて考察することで、歴史をより多角的に理解することができると考えました。日本と朝鮮半島は古代からさまざまな交流を重ねてきたため、両者の関係を示す日本側の史料も数多く残されています。そこで、日本の史料を自ら原文で読み、翻訳しながら研究する力を身につけたいという目標を持つようになりました。

こうした関心を背景に、日本で実際に学び生活することで日本史に対する理解をさらに深めるとともに、日本語能力を向上させたいと考え、神戸女学院大学への交換留学を決意しました。大学では日本語の書籍や論文だけでなく、新聞や雑誌など多様な資料に直接触れ、韓国では容易に経験することのできない日本の歴史的な現場や史跡を実際に訪れることで、文献と現地での体験の両方から歴史を学びたいと考えています。こうした学びを通して、日本の歴史をより多角的に理解するとともに、今後自分が研究したい具体的な分野を見つけていきたいと思っています。

また、韓国の大学で日本の伝統文化と産業に関する授業を受講したことをきっかけに、日本の文化遺産の活用政策にも関心を持つようになりました。日本では、文化遺産を単に保存するだけでなく、地域社会や観光など、さまざまな分野と結びつけて活用している点が印象的でした。交換留学期間中には、こうした文化遺産の活用事例を実際に現地で体験し、授業で学んだ内容が日本社会の中でどのように実践されているのかを自分の目で確かめたいと考えています。

今回の交換留学を通して、日本の歴史と文化を直接学び、実際に経験することで、日本についてより深く理解するとともに、韓国と日本の関係を多様な視点から捉えることのできる視野を広げたいと考えています。また、日本での学業と生活を通して、日本語能力と歴史研究の素養をともに高め、今後も歴史研究を続けていくための基盤を築きたいと思っています。

留学中の体験

留学の成果、将来の目標