
日本への留学を考えるようになったきっかけは、これまでアニメや映画、音楽、ドラマなどを通して日本文化に親しんできた経験にあります。さまざまなコンテンツに触れる中で、日本の文化がどのように作られ、人々に届き、広がっていくのかという点に自然と関心を持つようになりました。また、文化が人々の日常や考え方に与える影響についても興味を抱くようになりました。
大学で学ぶ中では、文化や芸術は作品そのものだけでなく、それを支える企画や運営、発信の過程が重要であることを学びました。しかし同時に、教室での学びだけでは見えない部分も多く、実際に現場で体験しながら理解を深めたいと考えるようになりました。そのため、日本のコンテンツや文化が社会の中でどのように受け入れられ、発信されているのかを、自分自身の目で見て学びたいと思い、日本への交換留学を志望いたしました。
中でも神戸は、異文化が共存してきた歴史を持ち、日常の中に多様な文化が自然に溶け込んでいる地域であると感じております。そのような環境の中で生活することで、教科書だけでは得られないリアルな文化のあり方や、人々との関わりの中で生まれる文化の広がりを体感できるのではないかと考えております。
本留学の目的の一つは、日本での生活を通して文化を「学ぶ」のではなく「体験する」ことです。授業だけでなく、文化イベントや日常生活の中での経験を通して、日本の文化やコンテンツがどのように人々に親しまれているのかを実感しながら理解を深めていきたいと考えております。また、可能であればイベントや活動にも積極的に関わり、その運営や発信の方法についても学びたいと考えております。
もう一つの目的は、日本語能力の向上です。これまで日本語を学んできましたが、実際の生活や授業、コミュニケーションの中で使われる日本語には、教科書だけでは学べない表現やニュアンスが多くあると感じています。そのため、日本での留学生活を通して、より自然で実践的な日本語を身につけたいと考えております。特に、授業での発表やディスカッション、日常的な交流を通して、自分の考えを日本語で正確に伝える力を高めたいと考えております。
将来的には、この留学での経験と言語能力を活かし、文化やコンテンツに関わる分野で、国や地域を越えて人と人をつなぐことができるような役割を担いたいと考えております。そのためにも、本交換留学を単なる学習の機会として終わらせるのではなく、自分自身の視野を広げ、実践的な力を身につける機会として大切にしていきたいと考えております。

