私の留学のきっかけは、海外旅行や留学生との交流を通じて、多様な価値観に触れた経験にあります。
小学生のときタイを訪れた際に、日本での常識が全く通用しないことに大きな衝撃を受けました。
飛行機で行ける距離にありながら、言葉も常識も考え方も何もかもが異なるという事実に幼いながら深い興味を覚え、それ以来異文化交流への関心を持ち続けてきました。
大学生になってからは、留学生の方々と話す機会が増え、日本にはない興味深い文化や見方に触れることができました。
同じ空間にいて同じ経験をしながら、世界の見え方が全く違うという事実に感銘を受け、このような経験から、大学生のうちに異なる文化環境で生活することで、将来の選択肢をより柔軟に考えられるようになるのではないかと思うようになりました。
また、私の留学の目的は、アメリカという異なる音楽文化を持つ場所で、音楽音響についての学びを深めることです。
幼い頃からテクノロジーを活用した音楽や芸術に強い興味を持っており、中学生の頃からパソコンを使用したミキシングや、音響特性を活かした楽曲制作に取り組んできました。これまで音響や音楽制作については独学で学んできましたが、留学を通じて、より専門的な知識や技術を習得したいです。
音楽や音声の流通においては、最先端の技術やアイデアの多くがアメリカから生まれており、そうした現場で使われている最新の録音技術やミキシング技術を実際の環境で学ぶことで、将来のキャリアに直結する実践的なスキルを身につけたいと考えています。