HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2025年度『受入』

  • 氏名:LEE JISU [ 韓国 ]

  • 受入期間:2025年04月01日 ~ 2026年02月28日
  • 受入大学:神戸学院大学
  • 在籍大学:祥明大学校


留学のきっかけ、目的

 私はもともと外国語にあまり興味を感じませんでした。でも軍に入隊後、青春をテーマにした日本文化、特にJ-POPの魅力をきっかけに、日本語の勉強を始めるようになりました。歌詞を解釈しながら始めた勉強がどんどん過ぎていき、いつの間にか私の軍服のポケットにはいつも日本語の単語帳がありました。軍生活が終わる頃、進路について悩み始めました。 その過程で、簡単な日本語を同僚に教えてみる経験、1年が過ぎた勉強がJLPT取得につながる経験、アプリを通じて日本人と疎通した経験が集まって、1つの目標を持つようになりました。その目標は、日本と韓国をつなぐ企業で架け橋の役割をする人材になることです。
 私は現在韓国で経営学を専攻しています。日本の企業文化とシステムを直接学んで、これを私の専攻と連結して理解の幅を広げ、私だけの知識として深めていくつもりです。そして現地生活の中でぶつかりながら、また間接的に感じざるを得なかった日本の文化を直接体験しながら、たくさんの思い出を作っていきたいです。 学校で開かれる多様な行事と活動に積極的に参加することによって、日本語能力だけでなくコミュニケーション能力も共に育てて行こうと思います。
 近い国ですが、それだけ繊細な理解と尊重が必要な関係だと思います。 私はこの交換学生という機会を単純な体験ではなく、 未来のための重要な基礎にしたいです。
これから与えられた時間の中で最善を尽くし、目標に一歩ずつ近づいていきます。

留学中の体験

交換留学生として日本に来てから、いつの間にか6ヶ月が経ち、冬を迎えようとしています。初めて神戸に到着したときは、美しい海とキャンパスに咲き誇る桜が私を迎えてくれました。

暖かくなるにつれて、他の留学生や日本人学生と一緒にユニバーサル・スタジオ・ジャパンを訪れたり、学校でバドミントンをしたり、京都の清水寺でおみくじを引いたり、奈良で鹿にせんべいをあげたりと、書ききれないほど多くの場所を旅しながら、幸せな思い出でカレンダーを埋めていきました。 こうした貴重な経験の背景には、いつも神戸学院大学国際交流センターのサポートがありました。
日本人学生と交流できるバディ制度のほか、プログラムの一つである留学生歓迎会では、ピザを食べながら楽しく会話を交わし、特に早口言葉ゲームでみんなと笑い合った時間が今でも鮮明に思い出されます。このようにさまざまな交流の機会を通して、コンビニの店員とのちょっとした会話さえもたどたどしかった日本語力を伸ばしながら、少しずつ新しい環境にも慣れていくことができました。

大学では、日本の経営・経済や社会に関する科目を中心に履修しています。日本人にとっては常識のような経営・経済の知識を深く学ぶ一方で、韓国と日本を比較しながら、二つの国がどのように異なり、どのように発展してきたのかを知っていく過程で、新しい視点が開けるようなわくわくした気持ちを感じています。もちろん、外国語でコミュニケーションを取り、授業を受け、試験に臨むことは決して簡単ではありませんでしたが、その分、大きな成長につながったと感じています。何よりも、毎日日本の文化に触れながら、少しずつ言葉に慣れていき、その中で自分の「好きなこと」や「得意なこと」を見つけていく過程が、本当に幸せに感じられます。

残りの留学生活でもこの経験を大切にしながら、留学の目的である「二つの国をつなぐ架け橋になる」という夢に向かって、これからも努力を重ねていきたいと思います。

留学の成果、将来の目標

 花火のようであった約一年間の交換留学生活が幕を閉じました。初めは、自分一人の力で花火を打ち上げるには不足している点が多く、すべてにおいて至らなさを感じておりました。しかし、神戸学院大学の国際交流センターのご支援とHUMAPのサポートがあったからこそ、ようやく花火を打ち上げることができたのだと感じております。
 私の目標は、日本語能力の向上と日本文化への深い理解でした。今回の交換留学の経験は、単に語学力を高めるだけでなく、日本社会の構造や文化を多角的に捉える視点を養う契機となりました。留学生活を通じて教室で習得した知識にとどまらず、日常生活における小さなコミュニケーションや様々な試行錯誤を通じて、文化的な違いを身をもって体験することができました。これは、書籍や講義だけでは得ることのできない貴重な財産となりました。特に、言語は単なる意思疎通の手段を超え、その社会の思考様式や価値観を反映するものであることを実感し、真の言語習得には文化的背景への理解が不可欠であると認識しました。
 経営学を専攻する学生として、日本の全体的な雰囲気や文化を経験し、韓国と日本を比較する中で得た視点は、今後グローバルビジネス環境を理解する上で重要な基盤になると考えております。
 将来は、日本と韓国をつなぐ企業において、両国の文化や思考様式を理解し調整できる人材へと成長したいと考えております。今回の留学で得た学びを大切にし、将来さらに成長した姿で再びご挨拶できるよう努めてまいります。