私は子供の頃から日本のアニメに深い興味があり、「いつか実際に日本に行ってみたい」と思っていました。そのため、高校卒業後に日本語を学ぶことを決め、ホーチミン市師範大学の日本語学部を選びました。
約3年間、日本語を専門として学びましたが、日本語で会話するたびに緊張してしまい、思うように話せないことが多くありました。そして、日本語能力試験のN2を受験しましたが、特に聞く力と話す力がまだ十分ではなく、不合格となってしまいました。
将来はプロの通訳者になりたいと思っていますが、現在のレベルではその夢を実現するのは難しいと感じています。まわりの人たちは普段ベトナム語だけで話しているため、日本語を練習する環境が少なく、スキルがなかなか上達しないです。だからこそ、自然な日本語に囲まれて生活できる日本へ留学することを選びました。留学することで、会話のスピードや反応力を向上することができ、日本語で自信を持って話せるようになると信じています。
次に、日本は地震や津波など多くの困難を経験しながらも、速く回復して発展してきた国です。そのような打たれ強い精神も学びたいと感じています。
たとえN2に落ちたとしても、日本でまじめに勉強すれば、必ず成長できると信じています。留学を通して、言語能力だけでなく、日本の文化や価値観、人々の丁寧な対応、仕事への真面目な姿勢なども学び、自分自身を高めていきたいです。
また、国際的な友達と交流することで、さまざまな文化や価値観に触れ、より広い視野を持つことができると考えています。
安全域を出ていき、新しい世界にチャレンジしながら、自立した生活を送りたいです。
帰国後は大学を卒業し、社会人として日本語を活かせる仕事に就きたいと思っています。
留学の経験を通して、日本に関する知識や日本人の心をより深く理解できるようになりたいです。日本を選んだのは、本や映画では得られない「実体験」を通じて日本を知りたかったからです。日本への留学は、日本語力の向上だけでなく、私の将来にとって大きなきっかけになると信じています。