まず、大学入学前から交換留学に興味がありました。交換留学を通して、外国の方とのコミュニケーション方法を学び、世界中の人に配慮できるような人になりたいです。将来はキャビンアテンダントになりたいと思っています。キャビンアテンダントに限らず、グローバル化が進む現代では、英語が話せることが絶対条件になってきています。私がこの目標を掲げたきっかけは、バレエの先生です。彼はオーストリア人で、クラスはすべて英語でした。私はその先生の影響で英語に興味を持ち、一生懸命勉強しました。最初は先生の言っていることが理解できませんでしたが、だんだん理解できるようになってきて、先生の言っていることが分かると勉強が楽しくなりました。今ではリスニングはほぼ完璧に理解できるようになりましたが、自分の意見を英語で言うことにはまだ苦戦します。日本の英語教育はスピーキングに力を入れていないので、日本人にとって英語4技能の中でもスピーキングが一番難しいと思っています。武庫川女子大学のアメリカキャンパスに行った時に、実際に外国人と話すことがバイリンガルになる一番の近道だと思い、アメリカに戻りたいと改めて決意しました。そのことをアメリカ人の友人であるキャシーに話したところ、当時の私のTOEICスコアは570点だったにもかかわらず、「あなたならできる」と言ってくれました。日本に帰ってからも毎日勉強して、それを彼女に報告しました。最終的にTOEIC700点を超えた時、彼女は祝福してくれ、私がアメリカに帰ることを喜んでくれました。なぜ私がアメリカにこだわっているのかというと、アメリカ英語は日本人にとって馴染みがあり、多くの人がアメリカ英語を使っているからです。セントマーチンズ大学にはアジア学生同盟があります。私はセントマーチンズ大学が多様性を尊重していることがとても気に入りました。アジア人はときに差別されることもあるので、多様性を尊重してくれる大学を選ぶことは、私にとって最も重要なことでした。交換留学中も、一生懸命勉強し、異文化理解に努めます。留学そのものに頼るのではなく、自分で勉強することも大切です。日本に帰ってきたら、国籍・性別・年齢関係なくすべての人に配慮できるような人になりたいです。