HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2024年度『受入』

  • 氏名:HAO YIXIANG [ 中国 ]

  • 受入期間:2024年03月26日 ~ 2025年06月26日
  • 受入大学:兵庫県立大学
  • 在籍大学:蘇州城市学院

留学のきっかけ、目的

 日本はとても綺麗な国です。小さい頃、祖父母の家に、お兄さんと一緒に《Naruto》を一緒に見ました、その時、アニメの中の日本らしい建物に興味を持つようになった。
 高校生の時、読書にハマしました。ある日、手の中の本を開く、最初に一段落を読んだのは:「足音も人声も、春の暮れがたの空に吸われて、音がとがってきこえず、やわらかい円みを帯びてきこえる」、三島由紀夫さんは本の書いた日本の季節、本の中にはそこには花の香りも山の霞もありませんが、耳にも肌にも、まろやかな日本の春の空気が感じられてくるような一文となっています。それはも、私にもっと日本に行きたい考えをくれます。
 ですから、大学二年生の時、学校の交換留学プロジェクトを聞いてから、すぐに日本語を勉強しました、八か月後、JLPT N2を取った、すぐに2024年春の交換留学プロジェクトを申し込みました。同時に、私の専門は金融ですから、私はずっと日本の豊かな実体産業と発達した金融産業について気になります、深く現場で勉強したい、日本の経済理論とマクロ経済政策を学びたい。
 兵庫県はきれいなところです、有名な姫路城、北野町山本通なども兵庫県にあります。そして私は県庁所在地ー-神戸市にいます。私は神戸市にいって伝統文化と現代文化の衝突を感じる。
 この一年間、よく勉強だけでなく、日本の文化を十分に感じなければなりません。同時に、中国の文化を紹介します、中国と日本間の橋になりたい!

留学中の体験

 兵庫県立大学での生活は、私は専門知識を向上させただけでなく、日本の高等教育の教育思想と文化も体験しました。同時に、学校には世界中からの留学生がいて、彼らと互いの国の文化について交流し、彼らの国の祝日を祝うイベントに参加し、世界に対する認識を共有しました。この交換留学を通じて、私の世界に対する認識が豊かで多様なものになったと感じています。
それだけでなく、私は多くの日本の良い友達を作ることができました。彼らは生活や学習のさまざまな面でとても親切に助けてくれました。彼らと話すことで、私の日本語の会話能力を鍛えるだけでなく、日本に対する理解もより豊かで深まりました。交換留学中に出会った日本の友達に心から感謝しています。
特に、私は来た頃とは違って、日本語のレベルが上がるにつれて、いろんな場所に旅行に行くようになりました。京都や奈良の古風な街並み(日本の寺社建築——これが私の一番のお気に入りです)や、大阪や東京の賑やかさを目の当たりにしました。これによって、日本が悠久の文明の上に築かれた現代国家であることを認識しました。至る所で、文化と技術の衝突、伝統と現代の融合を感じ、私はその魅力にすっかり引き込まれました。夏休みに、私は富士山に登りました。平原で育った子供として、初めてあんなに高い山に登るのはとても大変でしたが、最後まで頑張って頂上にたどり着きました。

留学の成果、将来の目標

大学の専門は金融ですが、日本に留学する夢を持ち、中国国内で放課後に独学で日本語を勉強していました。来日前はN2レベルでしたが、大学院に進学するためにはN1が必要でした。そのため、「HUMAP」が私に奨学金を支給してくれたことには、大変感謝しています。「HUMAP」のおかげで、私は日本語の勉強に専念しながら、日本の文化を探求することができました。最終的にはJLPT N1を取得し、夢だった大学院にも合格しました。
これからは、ネットワークと金融を組み合わせた分野をしっかりと研究し、将来は日本でITや金融分野に進みたいと考えています。自分の力で、日中文化交流と民間レベルの相互理解を促進したいです。