中学生の時に、アニメや漫画で日本を知って、だんだん日本が好きになり、日本語にも興味を持つようになりました。そして高校生の時に日本の姉妹校と交流するスタディツアーに参加しました。その時は日本語が苦手でしたが、絶対に日本の高校生と交流したいと思い、知っている日本語とボディランゲージを組み合わせて、自分が何を言いたいのかを一生懸命に伝えながら、楽しく交流することができました。しかし、日本人と日本語で簡単に話せるようになるには、日本語をもっと上手に話さなければならないと考えるようになりました。日本語を学ぶ一番早い方法は日本語に囲まれたところで生活することであり、いつか日本に留学することが第一の目標になりました。その目標を達成するために、大学は応用日本語学科に入りました。
大学では、日本文化をより理解するために、文化コースのティーチングアシスタントになり、お祭りの踊りや浴衣体験、茶道体験など、多くの日本文化に関する活動に参加しました。これにより、浴衣の着方、茶道文化、基本的なマナーなどについて学ぶことができました。外国の伝統文化が元々好きで、さまざまなイベントを体験し、日本の伝統文化がさらに好きになり、日本で伝統文化を感じたいと思うようになりました。これが私が日本に留学したい理由の一つです。
もう一つ日本に留学したい理由は、私が一人で家から遠く離れたところに住んで、どの程度までできるか自分の限界を試してみたいと思ったからです。親や友だちはそばにいません。すべての困難や悩みとかを自分で考えて、そして自分で解決する必要があります。留学中に分別のある自立した人になりたいと思います。
日本での交換留学生活が始まってから既に4ヶ月が経ちました。生活面では初めての一人暮らしで、さまざまなことを自分で処理する必要がありました。授業では日本語の単語や文法などをたくさん勉強しました。先生たちは非常に熱心で授業中には日本の文化についてもたくさん共有してくれました。例えば、関西弁など方言のことでした。台湾でこんな知識は全然学べないです。方言がない台湾出身者としては面白くて新鮮だと思いました。
学校では定期的にいろいろな交流イベントが行われて、クリスマスパーティーやスキーツアーなどイベントがあります。また、休日には友達と一緒に日本の伝統的な建築物を見学し、日本独特の文化を感じる旅行に出かけました。
これまでの4ヶ月で多くの思い出を作り、成功も失敗もすべて自分自身の経験でした。残りの留学生活でも引き続き、日本語能力を伸ばすために努力し、学校のイベントに積極的に参加し、異なる国々の人々と交流しながら、故郷とは異なる文化を体験していくつもりです。
一年間の交換留学の時間はとても早く過ぎてしまい、気がつけば終了の時期が来てしまいました。
神戸国際大学の授業では、今まで教科書ではあまり触れられなかった小さな知識を学びました。例えば、日本の祭りや生活習慣の由来など、これらは台湾では学ぶことができないことです。先生は時々、歴史の話をしてくくれたり、ここで体験すべきものを薦めてくれました。また、日本の授業は全て日本語で行われますので、聴解力と会話力を伸ばすことができ、これが最も助けになりました。台湾にいた時や日本に来たばかりの時はあまり話す勇気がありませんでしたが、毎日日本語を使う環境で生活するうちに徐々に慣れ、今では一人で遠いところに行ったり、家族や友人が日本に来た時に通訳することもできるようになりました。
留学中には、多くの異なる国から来たクラスメイトと交流しました。話をする中で、他の国の文化と自国の文化の違いを徐々に理解することができましたし、お互いに自国の食べ物や時事をよく共有しました。
これからは、日本語と英語の能力をさらに磨きながら、なりたい自分に向かって進んでいきたいと思います。