子供の頃から「日本にいきたいな」とずっと思っていました。アニメを通して、日本の景色を見たり、日本文化を学んできました。大学の4年間には日本語だけでなく、文化・歴史・日本人についてなど、沢山のことを学びました。しかし、新型コロナウイルスの影響で、日本人と交流する機会があまりありませんでした。日本語能力を向上させるため、日本に留学することを決めました。日本に留学すれば、授業や教科書から学んだ日本語が生活の一場面でどのような使われ方をするのか、実践的に学ぶことができます。流通科学大学は近代的な設備と国際交流のプログラムが充実しています。国際的な環境で勉強ができれば、日本人や他の留学生との交流し、言語の壁を乗り越え、コミュニケーション能力を向上させることができると考えています。特に、将来は翻訳・通訳者になりたいため、日本人の異なるコミュニケーションスタイルや表現方法などを学ぶことは必要だと考えています。
日本語の勉強以外ではいろいろな日本文化を体験したいです。お城・書道・剣道などの文化に強く惹かれています。大阪城や姫路城や四天王寺などを自分で見て、それらの歴史について学びたいです。それと、国際交流会に参加する予定です。流通科学大学のウェブサイトには交流活動に関する記事があります。日本人や他の国からの留学生と接する機会があり、他国の文化を学べます。私も日本人の友達や他の国の留学生にベトナムの文化や伝統料理を紹介したいと思っています。
今回の留学を通して、新しい環境に適応する力を身につけ、自分の視野を広げたいと思います。誰も知らない外国で一人暮らしをすることは、言語や文化も違うため、何か問題があっても自分で解決するしかありません。これらの経験で、物事を客観的に見る力と柔軟な思考力を得て、自分に自信が持てるようになりたいです。
留学は私にとってまさに日本の教育に触れる機会です。私がホーチミン市師範大学に在学していた頃は、新型コロナウイルスの影響で、学部に日本人教師は一人もいませんでした。そのため、初めて流通科学大学での授業を受けたときは、講義を聞くのに苦労することが多かったです。理由は、私の語彙力がまだ限られていることと、当時日本に来たばかりで日本人の話すスピードに慣れていなかったからです。私は毎日、授業の復習と日本語の上達に約 2 ~ 3 時間を費やしています。同時に、先生やクラスメートの熱心なサポートのおかげで、授業を理解することができました。そして学校の期末試験では望ましい成績を収めました。
日本での6か月間、私は多くのことを学んだだけでなく、中国、ミャンマーなど、さまざまな国からの友達を作る機会がありました。彼らは勉強を手伝ってくれるだけでなく、私が人生で何か困難に遭遇したとき、何をすべきかを助け、教えてくれることもあります。おかげで日本語だけでなく英語も上達し、他の国の文化についてもたくさん知ることができました。彼らと知り合うことができて本当に幸運だと感じています。
大学で勉強する以外に、友達と旅行に行って、他県の名物を食べたり、地方の有名な観光スポットを訪れたり、日本文化を体験したりすることもありました。私の最近の旅行は、春休みに東京と奈良への旅行でした。東京では、秋葉原に行き、横浜中華街(神戸での南京町より大きくて賑わっているようです)を訪れ、ラーメン博物館とドラえもん博物館を訪れ、桜も見ました。奈良では着物をレンタルして奈良公園に写真を撮りに行きました。
あと半年なので、帰国したら試験の登録ができるように英語と日本語の練習を続けていきたいと思います。また、大阪城や伏見稲荷大社など、まだ行く機会のない場所もあるので、ぜひ行って、写真を撮り、歴史も調べたいです。
日本に来てから、もう一年が経ちました。早いものです。日本での生活は、想像していたものとは少し違いましたが、毎日が新鮮で楽しかったです。日本の文化や習慣を学ぶこと、多くの国の友達に会うことは私にとってとても貴重な経験です。日常生活や学校での実践を通じて、語学力が飛躍的に向上しました。日本に来たばかりの頃はコミュニケーションにいつも自信がありませんでしたが、今では日常のコミュニケーションに問題はなくなりました。 「あかん」「たべへん」「おもろい」などの関西弁も覚えました。そして、異国での生活は、多くの困難や挑戦を伴いましたが、その中で自己管理能力や問題解決能力が大きく向上しました。特に、時間管理や優先順位のつけ方において、効率的に行動するスキルが身につきました。それだけではなく、留学を通じて、異文化交流や国際的な視点を養うことができました。特に、異なる価値観や意見に触れることで、自分の考え方がより柔軟になり、グローバルな問題に対しても幅広い視野でアプローチできるようになりました。
私の目標は、翻訳を通じて異文化間の橋渡し役となり、日本とベトナムが互いに理解し合えるように貢献することです。特に、文学作品や映画、ドキュメンタリーなど、文化的価値の高いコンテンツを正確かつ魅力的に翻訳することで、異文化を超えて感動や知識を共有できる翻訳家を目指しています。