HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2022年度『受入』

  • 氏名:Swedarma Kadek Eka [ インドネシア ]

  • 受入期間:2023年02月10日 ~ 2023年03月10日
  • 受入大学:神戸女子大学
  • 在籍大学:ウダヤナ大学


留学のきっかけ、目的

留学中の体験

留学の成果、将来の目標

私は、公衆衛生の修士号を持つ看護師で、ウダヤナ大学医学部保健学科看護学専攻の講師・研究者です。研究テーマは、高齢者、特に認知症の認知・メンタルヘルスの問題やウェルネスツーリズムについてです。また、高齢者介護施設や地域社会における認知症予防プログラムに関心があります。今回の訪問では、神戸女子大学と日本のいくつかの機関で、地域における認知症予防、高齢者ケア、専門的なウェルネスツーリズムの開発について学びたいと考えています。
今回の訪問の目的は、神戸女子大学とウダヤナ大学の学術・研究協力関係を強化するために、介護施設、地域における認知症予防戦略、ウェルネスツーリズム開発における看護の役割、文化交流、研究協力について意見を交換し、共有することにあります。

活動内容

1週目は、木村あい准教授を中心としたチームの認識をすり合わせるミーティングから活動は始まりました。活動内容は、ケーススタディ、高齢者介護施設訪問、地域高齢者活動、ヘルスツーリズムの検討、国際セミナー、科学的議論、共同論文執筆、文化公演など、包括的に実施されていました。詳細は以下の通りです。
ディスカッションを行い、高齢者福祉やQOLに関するいくつかの問題点を洗い出しました。今週は、必要な文献を集めるために、教員と協力し、国際セミナー用のポスターやプレゼンテーション資料の作成も行いました。神戸女子大学国際交流推進部部長の野口教授がチェンマイ大学(タイ)のChamchong Pobsook助教授と私を学長たちに紹介しました。
ウダヤナ大学医学部の主要なプログラムの一つであるトラベルヘルス看護に関する論文を発表する良い機会をいただき、年上の方やチームが参加し、今後ウェルネスツーリズムやメディカルツーリズムを発展させていくための機会について話し合いました。
 2週目には、タイとインドネシアにおけるコミュニティの役割というテーマで国際セミナーが行われました。国際セミナーの講師を務めたのは、チェンマイ大学のChamchong Pobsook先生と私です。セミナーのホストは、神戸女子大学の野口教授と木村あい准教授でした。次の活動は、特別養護老人ホーム「愛の園」の訪問でした。職員や学生たちと話し合い、文化交流として高齢者向けにバリの仮面舞踊を披露させていただきました。高齢者の方々は、踊りを見たり聞いたりすることで、とても積極的になってくれました。
 また、神戸女子大学のあるポートアイランド地区の高齢者対策委員会の会議にもオブザーバーとして参加しました。
 泉妙子先生、木村あい先生と一緒に訪れた京都の鉄道博物館・文化センターも興味深い場所のひとつです。和服を着て、そこで行われている文化的なパフォーマンスを目撃して回る機会もありました。
3週目は、高齢者の認知症予防など、障害者の生活の質を向上させるためのサポートとしてのウェルネスツーリズムの探求に重点を置いて活動しました。直島を訪れて、とても興味深い経験をしました。有名な建築モデルの開発だけでなく、多くの歴史的な物語があります。この場所は、ストレスを軽減し、休暇を取り、生活の質を向上させるために、個人にとって非常に重要な場所なのです。美しい自然を楽しむだけでなく、認知症予防策やウェルネスツーリズムの取り組みに関連することもいくつか確認できました。
次に大阪の高齢者・障害者向けの施設を訪問しました。この施設では、個人の能力や生活の質を向上させるために、いくつかのサービスが提供されています。この日は、高齢者のためにバリの仮面舞踏を披露する機会もありました。
4週目は、老人保健施設「垂水すみれ苑」を訪問しました。その際、バリ島と神戸の認知症予防の取り組みを発表しました。高齢者の方々とスタッフ数名が参加しました。また、文化として、バリ舞踊を披露しました。さらに、神戸女子大学の先生方と、日本やインドネシアでのプログラムや問題点についてディスカッションを行いました。

HORNプログラムでは、仲間と非常に興味深い経験や高い親近感を得ることができました。好意的に受け入れていただき、とても感謝しています。また神戸に戻り、日本の神戸とインドネシアのバリ島の両方で、生活の質を向上させるためのプロジェクトを議論し、開発することを心から願っています。

HORNプログラムの活動は、地域の生活の質を向上させるための戦略を練る取り組みに非常に有効です。この活動のアウトプットは、論文執筆です。
HORNプログラム、神戸女子大学、ウダヤナ大学、そして先輩方とチームの皆さんに感謝します。