私の留学の目的は、自分のコンフォートゾーンの日本を出て視野を広げること、そして観光立国であるオーストラリアで観光経営を学ぶことです。
私は高校生の頃に国際交流プログラムに参加し、アメリカの高校生と夏休みを過ごしました。慣れない英語生活の中で新しい価値観や文化に馴染むには苦労もありましたが、同時に自分の世界が広がっていくワクワク感や、自身の成長も感じました。またプログラム中、出身地である神戸についてアメリカ人参加者のほとんどが知らないことに大きなショックを受けました。この時から神戸や兵庫を世界的に有名な場所にしたいと思うようになり、観光経営に興味を持ちました。
これらの経験から私は留学を決断し、留学先は観光が学べるカーティン大学を選びました。観光経営学以外にも、現地でしかできない経験をたくさん積みたいと考えています。
オーストラリアに来て驚いたのは移民や留学生の多さです。英語が第一言語でない人も多く、私のような英語勉強中の人を気遣ってくれる雰囲気があります。
学校では日本で履修できない授業を取ろうと、観光経営、デザインなど専門外の授業も受講しています。日々ディスカッションやプレゼン、エッセーに苦労していますが、予習復習を徹底することでついていけるようになってきました。辛い時はクラスメイトの力を借りたり、励まし合ったりして乗り越えています。新しいことを異国で学ぶのは大変な事もありますが、非常に新鮮で楽しいです。
西オーストラリアは自然がとても綺麗なので、休みは友人とビーチに行ったり、キャンプに行ったりしています。また大学の日本クラブにも毎週参加し、日本に興味のある学生とお互いの文化を学び合ったりしています。授業では苦労もありますが、友人もでき、日々リフレッシュしながら頑張っています。
学びたいことを学べ、友人にも恵まれた、充実した留学生活でした。当初は1人で海外で生活することや、人間関係を築くこと、大学に通うことに不安もありました。しかし優しい人々に恵まれ、日本ではできない様々な経験をすることができました。この留学を通し、新しいことに怖気づかず挑戦する力やバックグラウンドの異なる人々と円滑にコミュニケーションする力を養うことができました。ここで得た経験を、将来の仕事や生活に活かしていきます。