日本に留学することは私の幼い頃から唯一の変わらない夢です。子供の頃からずっと日本に文化に憧れていて、気がづいたら日本語の勉強を始めていました。独学で日本語能力試験（N1）を無事に合格しました。

大学に通っている時にとある機会で学科の交換留学生のプロジェクトを知り、すぐに申し込みをしました。しかし、ちょうどコロナウイルスの一番厳しい時期と重なり、この機会を失ってしまいました。今回は大学院生として留学をします。この機会は私にとって、大変貴重な最期のチャンスだと思っています。

私は大学と大学院でマーケティングと流通管理を専攻しています。流通科学大学はこの分野で有名な大学です。この留学で自分の専攻分野の勉強と好きな日本文化を体験することは、自分の将来にとっていい経験になると考えています。日本で生活をして、いろいろな知識と価値観を味わい、そして自分の身につける事はこの留学の目標でもあります。

「流通」という単語は日本からの発祥された言葉です。生産者が商品の価値を作り、商品を購入する消費者まで流れる過程を意味します。流通の意味に従って、留学期間を勉強するだけではなく、自分の目で景色を見て、自分の足で大地を踏んで、自分だけのノウハウを作り、台湾に戻ったあとに日本留学で経験したことを学科の後輩に伝えようと思います。日本への交換留学を素晴らしい一年間にしたいと思います。

気づいたら日本に来て、もう四ヶ月ぐらい過ごしていました。ハーバーランドを歩いていた時に涼しい海風に吹かれ、海と山を眺めるのが私の日常でした。そして毎日マンションに帰ると、思いついたのは「家」に帰った感じでした。いつから私はもう日本のことに慣れてきたのでしょうか。

学校では流通科学大学の先生と職員の皆さんがいつも優しく丁寧に様々な知識を教えてくれて、本当に助かりました。この四ヶ月の学園生活はただの勉強だけではなく、授業でちゃんとクラスメートや先生と会話したり、部活にも参加したりしました。そして部活をきっかけに、今月一回の頻度で淡路島でボランティアをさせていただいています。いろんな人と交流したり、同じ目標に向かって一緒に努力したり、日本で経験できることを十分に楽しんできました。これからも学校生活をもっと楽しんでいきたいと思います。

ただ兵庫県だけではなく、大阪で食べ歩きしたり、京都でお参りしたり、岡山で川と柳を見たり、香川でうどんを食べたり、広島で歴史を感じたり、新潟で温泉に入ったりと、この四ヶ月の間にたくさん旅行しました。旅行先で様々な人と出会い、自分の視野も広がった気がします。これからも色々なところに旅行したいと思います。

台湾に戻るまであと七ヶ月ありますが、アルバイトや聖地巡礼などまだやりたいことは山ほどあります。今はちょうど前期の授業が終わろうとしていますが、夏休みと後期の生活ではどんなサプライズが待っているのでしょうか。私は今、毎日を楽しんで過ごしています。

この一年間で素晴らしい経験がありました。日本で仲良くなった友達と遊んだり、一人旅行を楽しんだり、毎週学校の課題に追われたりしました。1年が終わりに近づくことに気づいています。去年は部屋に閉じこもって論文を書いていましたが、日本で新しい視野を広げられました。

流通科学大学での生活は私にとって夢のようで、授業中に先生と話し合ったり、放課後に友達と帰ったりする日々は、1年前の私には想像できないものでした。嬉しいことも悲しいことも成長の一環であり、日本での経験を通じて得た知識を台湾の仲間とシェアしたいと思います。

日本に来る前に「日本で友達を作る」や「様々な場所に旅行する」といった様々な目標を設定しました。振り返ってみると、日本人の友達と共に宮城、新潟、東京、愛知、静岡など様々な場所を訪れ、日本の魅力を知ることができ、目標も達成できました。

最後に、HUMAPの奨学金をいただき、学校や生活での助けに感謝します。