この長期留学へ行きたいと思ったきっかけは高校生の時のアメリカ・オレゴン州への短期留学です。新しい発見への楽しみの気持ちがある一方、私にとって初めての海外であり、且たった1人で行く留学だったため心細く不安がありました。しかしながら、この留学は実際に現地につくと不安はなくなり、むしろ多くの人と出会い、多様な文化に触れ合えたことにより感動しました。そして、大学ではもっと長期間、多様な文化にふれあい、拙い英語力を向上させ、今度は色々な人とコミュニケーションを取りたいと考えるようになりました。
この留学期間中は、語学力を身に着けて、大学で専攻する科目を極めるだけではなく、環境に適して柔軟に動ける能力、そして国際的な視野も身につけたいと考えております。コロナ渦で中々行けず、悔しい思いをしてきた中で、アメリカへの長期留学が決まり非常にうれしく思っています。この気持ちを忘れずに、この機会を頂けることに日々感謝して、悔いのないよう全てのことに精一杯取り組みたいと思います。
セント・マーチンズ大学での新しい学期が始まりました。今学期は冬休み期間に滞在したホームステイ先から初めてメキシコ文化に触れて、スペイン語に興味を持ち受講することにしました。宗教やCAREERなどこの5か月中の滞在で興味を持ったものを今学期で学べるので楽しみです。アメリカは多国籍の多文化なのでPacific Islandsも含めて色々なことに触れられることができます。加えて、当たり前で疑問に思わなかった日本のことを聞かれ、海外の人が日本についてどう思っているかなど、日本にいたら気づかない点についてよく知れます。例えば、アメリカでハグや握手で喜びを表すことは普通ですが、日本でちょっとしたプレゼントや会うたびにハグをすると、間違った捉えられ方をされるかもしれません。色々な国の人と関わることで、私の考え方や価値観などが良いように変わりました。今までの経験は忘れられないもので、将来他の国にも訪れたいと思えるようになりました。
ワシントン州から帰って2か月半が経ちました。留学前と後で1番変わったことは、国際意識への考え方です。現地で多くの国の文化背景がある方々と関わり、その国のことについて身近に知ることができた結果、ニュースを見ていてもより真剣に考え、また観光客を見ると、何か少しでもその人たちへの日本の想いと旅行をよりよいものとしてもらうように、できることがあれば率先してするようになりました。また、帰ってきてからの授業への関心度も高まり、オンライン英会話も、留学後、一回一回の吸収率が上がりました。現在は、留学で得た成果を目で残せるようにTOEIC900点の取得を目指して勉学に励み、就職先はホテルでの内定を頂いたため、まずは実際の海外のホテルで一年弱働いてからそこに勤めるキャリアを考えています。念願だった長期留学に、交換留学生として派遣させてもらえたことを感謝し、この経験をずっと活かせるようにしていきます。