HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2022年度『受入』

  • 氏名:PAK JIWON [ 韓国 ]

  • 受入期間:2022年09月16日 ~ 2023年08月31日
  • 受入大学:関西国際大学
  • 在籍大学:釜山外国語大学校


留学のきっかけ、目的

私は釜山外国語大学でエンベデッドソフトウェアを専攻し今回関西国際大学へ交換留学に行くパク ジウォンです。

私が日本への留学を決めたきっかけは日本での色んな経験と未来への考えから始まりました。私は大学1年生の時日本へのIT研修機会を得ることが出来ました。当時、あまり日本に興味のない私でしたが、日本の大学や大手企業を訪問した後から、日本という国の技術、教育環境に憧れができました。その後、私は日本についてもっと知りたいという気持ちで、旅行も何度も行き、日本へ1年間ワーキングホリデーにも行きました。そして、韓国に帰国した後、将来のことを考えた時に、専攻であるエンベデッドソフトウェアの大きな市場でもある日本で、日本語と専攻を学び、先進的な知識や技術を身につけたいと思いました。その時偶然にも、私が在籍している釜山外国語大学では、日本語能力があれば日本への交換留学ができるということを知りました。それから韓国で日本のことを学ぶより、日本現地の大学で専攻や日本語、日本の文化について学ぶ機会があれば積極的に活用して日本現地で学習するのが最もいい選択だと思いました。その後私は交換留学を決心して色んな交換留学先で私の専攻と密接な関わりがあるデータサイエンス専攻コースがある関西国際大学を選んで日本への交換留学にいくことになりました。

これから始まる日本留学を通してもらえる新しい知識、新しい出会いが楽しみです。

留学中の体験

2022年の秋学期半年ぐらいの期間中、兵庫県での留学生活について

まず韓国の大学も日本の大学も同じ大学と言う名前をもっている教育機関ではありますが、国が違うせいか文化が違うせいか授業を受ける場所ということは同じであるが、些細な違いが多くあることに気づきました。例えば韓国の履修登録は先着順であるため激しい競争だったのが日本ではそのようなことはなく、期間中に簡単に申請できるという便利なことなどがありました。

授業のことは毎回授業で振り返ることをするのが特徴的であり、授業を理解しているかを確認する違いがありました。普通に私の国では毎回確認せずテストなどの時か自分の意志でしか振り返りをしません。しかし、ここでは授業終わりにすぐ振り返りシートを提出します。これは単純に学生が授業内容をもう一度考えるためだけではなく、教育をする人にとっても生徒の力量を簡単に把握することができ個人個人の学力の水準を配慮して授業を行うことができるいいことだと思いました。

また日本国内で滞留しないとわからない色々な日本の日常生活を体験しています。特に関西国際大学から提供してくれる寮は普通の寮ではなく市営住宅であるので日本のアニメかドラマで出そうな風景、日常生活の体験ができることがよかったです。

私はあと半年の留学期間が残っています。無駄な時間にならないよう、沢山の新たな経験をしながらいい思い出を作ったり日本の教育環境からもらう改善点や知識を習得する時間になるように頑張りたいと思います。

留学の成果、将来の目標

1年間の交換留学体験談

ついに1年間の交換留学を修了しました。まず1年間私が学んだことについて述べます。韓国から日本に来る時日本のIT企業に就職したい考えでパソコンを学ぶために日本にいきたいと話しましたがこの一年間しっかりと学ぶことができたと自己評価できると思います。pythonやサーバー、人工知能などの授業を通して教科書的な知識を学ぶこともできましたが一番大切だど思ったのは同じ分野に興味を持ってる新しい人と出会って、今まで考えさえ出来なかった相手の考えを共有してもっと幅広いIT分野の知識や考え方を身につけることができたことではないかと思います。なお日本語授業は特に受けてはないですが生活や授業など日本語を使うことが増え日本語能力も大幅に向上できたと思います。

続いて日本での生活は学校とバイトの連続だと言っても過言ではありません。(HUMAPの奨学金がいろいろ助かりました。)食費や交通費がけっこう
高いので必要不可欠的にバイトをする必要がありました。ですが日本で生活しながら日本の会社で働く経験をすることも留学の一部だと思いいい思い出として残ると思います。忙しい日々の中でも兵庫県の明石や京都、大阪など近郊観光地に行ったり、短期観光滞在では体験することが難しい祭りや花火大会などのイベントにも参加できて嬉しいでした。

最後にこれからの進路について
私は今回交換留学を通して将来日本の企業に就職し日本で生活したいと強く考えるようになりました。特に今回交換留学生活から思ったのは
自分の専攻がITだとして絶対IT企業に就職すると思わなくてもいいことです。日本にはIT先進している会社もあるにもかかわらずIT専攻者たちがIT企業を優先に就職先として検討することから、IT系ではない会社の中ではデジタル化を望んでも人材が不足している状況のせいで実践ができない企業もあることを知りました。IT企業に入ることもよいと思いますが、他にも自分の能力を活用できるところがあることを知ってもっと将来の選択肢の視野を広げました。総合的にいい思い出を残し将来のことを深く考えるきっかけになった日本留学になったと思います。