HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2021年度『派遣』

  • 氏名:中家 鈴乃 [ 日本 ]

  • 受入期間:2021年08月30日 ~ 2022年06月30日
  • 受入大学:パリ東大学 マルヌ・ラ・ヴァレ
  • 在籍大学:兵庫県立大学


留学のきっかけ、目的

慣れない英語の授業と漠然とした将来の夢。この二つが私がフランス留学を決意した要因です。

私は大学で経済経営を学んでいるのですが、授業は全て英語で行われています。高校までは理系コースに属しており、英語がとても得意というわけではありませんでした。そのため入学直後、友達との英語力の差に愕然とし、今まで自分が行なってきた付け焼き刃の勉強を後悔することになりました。また英語での授業は、内容を理解するのに時間がかかることも少なくはありませんでした。しかしこの2年半の大学生活を通じて、様々な知識を得られたことに加え、英語力も向上したように感じます。その中で、さらに広い視野で物事を学びたいと強く思うようになりました。留学中には様々な壁にぶつかると思いますが、それらは私の成長の糧になると信じています。未知への挑戦ではありますが、自分自身の成長や自立のために留学に行くことを決意しました。

留学先をフランスにした理由は、将来芸術に携わる仕事につきたいと考えているからです。小学生の時に美術館を訪れ、クロード・モネの睡蓮に出会いました。その時の感動は今でも忘れることができません。芸術は人の心を動かし、時に大きな影響を与えるものだと思います。フランスは芸術大国です。絵画や建築をはじめとする様々な芸術を自らの目や肌で感じることで、あの感動を再び味わいたいと願っています。また大学で第二外国語として選択していたフランス語をさらに学びたいと思っています。フランス語を学ぶには一年という期間はとても短くはありましたが、その中でフランス語を習得する難しさと楽しさを実感しました。日本語、英語に加えてフランス語も勉強することは私の未来にも役立つと思っています。

貴重な大学生活の中の10ヶ月という短い期間。悔いのない留学生活を送るために、大学の授業に勤しむことはもちろんのこと、積極的に行動して様々な経験を得たいと思います。

留学中の体験

フランスで暮らし始めてから約半年が経ちました。
聞き慣れないフランス語や日本とは異なる文化。最初は戸惑い馴染めるか不安でいっぱいでしたが、時間経過ともにフランスの環境に順応してきたように思います。

大学の授業は日本の形態と異なり、座学よりもグループワークやロールプレイを通してのディスカッションを重点に置いたものが多いです。またこちらの授業は積極的に自分の意見を発表することが授業態度に反映され、その意見をもとにクラスメイトとディスカッションを行うため、積極性が重要となってきます。今まで日本の授業を受けてきた私にとって、積極的に意見を述べることは容易ではありません。母語ではない英語やフランス語で意見を述べなければいけないという環境が、より私の積極性を失わせたことも少なくはありません。でもそれでは自分が成長できないと思い、最近は間違えても大丈夫だという精神で挑戦することを心がけています。

冬休みなどの長期期間を生かして、ヨーロッパ各国に旅行に行ったりもしています。フランスと異なるそれぞれの国の言語や文化を自分の身体で感じることができ、とても良い経験になっていると思います。またそれらの旅行を通じて人の優しさや温かさを感じることもできました。

留学生活も残りわずかですが、まだまだやり残したことがたくさんあります。1日1日を無駄にせずに満喫したいと思います。

留学の成果、将来の目標