私は今まで英語の資格取得と発音の強化に力を注いできました。しかし、実際に英語を日常的に用いる環境に自分の身を置いたことがなかったため、高校生の頃からアメリカに留学して学びを深めたいと思っていました。オーガスタナ大学に留学しようと思ったきっかけは、オーガスタナ大学は映画研究とコミュニケーション学に力を注いでいるため、私の夢である映画翻訳家を実現するのに最適だと思ったからです。
オーガスタナ大学で留学する目的としては、“Introduction to film”といった映画を追求する授業が数多くあるからです。さらに、大学の敷地内には広告番組、ドキュメンタリー番組、短編映画を手掛ける“Fresh Films”という映画制作会社まであります。私は大学でシネマ・ソサエティー部に所属しており、映画が大好きなので、映画会社に長年憧れを持ってきましたが、実際日本で視察してみることはできませんでした。留学期間中、「映画の舞台裏」を間近に見ることを楽しみにしております。
オーガスタナ大学に留学に来て、5か月になりました。秋学期はTHEA-100-01 Introduction to Theatre、COMM-260-01 Communication and Culture、COMM-101-02 Public Speakingと3つの授業を履修しました。はじめは、膨大な課題の量をこなすのが大変で、さらに第二言語で授業を受けるという大きな壁を乗り越えるのに必死でした。。朝5時に起き、夜12時に寝てやっと課題が終わる日々でした。留学する前から自分が目標としていた「授業中毎回1回は発言する」を毎日実行しました。その頑張りが教授に伝わったようで、秋学期の間に4回教授から「お褒めのメール」を頂きました。授業後は図書館で友達と毎日課題をこなし、受験勉強のような日々でした。しかし、秋学期に履修した全ての授業でA+の最終成績を頂いた時は、本当に感動しました。自分から積極的に話しかけ、友達も沢山できました。今は、冬休みに入ったばかりです。やっと少しゆっくりできます。広大な大学内で散歩をして美しい自然を満喫し、リフレッシュしたいと思います。
留学を終えて、自分の性格が見違えるほど変わりました。留学当初は友達が一人もおらず、とても寂しい日々を過ごしていました。これではいけないと思い、自分から一人で食堂に座っている子に声かけたり、色んな人の輪の中に入ってみたり積極的に自分から行動しました。すると、交友関係が広がり、素敵な人々に出会うことが出来ました。人の温かさ・手を差し伸べてくれる人の多さに感動しました。「人と人との出会い」が私の大きな財産となりました。また、勉強面においては授業中一人だけ電子辞書とICレコーダーを持ち込み、分からない単語があれば即調べる、聞き取れなかった箇所があれば授業後直ぐに聞き直すことを徹底しました。それでも分からない時は、教授にも直接質問しました。全ての授業の成績において最高評価のA+を頂きました。将来は、自分がしてもらったように日本を訪れる外国人を助けると共に、英語を生かせる仕事に就きたいと思っています。