HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2019年度『受入』

  • 氏名:JIA Yiding [ 中国 ]

  • 受入期間:2019年09月18日 ~ 2020年08月31日
  • 受入大学:関西国際大学
  • 在籍大学:内蒙古大学


留学のきっかけ、目的

 大学一年生の時、先生と先輩の紹介で、大学三年生の時、日本に留学して一年間交流する機会があるということを知った。その時から、心の中で一年間の交流生活に対して深い渇望があった。目標を立てた後、私は自分の成績に対して明確な要求を持っている。そして、自分のために一連の学習計画を立てて自分に厳しく要求している。最終的に、私はこの機会を得た。
私がこの機会を欲しがっているのは、以下のような理由からである。
 第一は、語学を勉強する人にとって、一番いい勉強方法はその言語を使う国に行って、現地の人と交流することである。もしあるものを勉強したいなら、その源と発展の歴史を知らないと上手になることはできないと思う。従って、日本語を勉強している私にとっては、日本に行って、言語の発祥地、使用地に行って、この言葉を深く感じることが必要である。
 第二は、大学での二年間の勉強を通して、外国人の先生との交流を通して、自分の日本語学習の中の弱いところが私の聴力と会話とはっきり知っている。従って、日本の一年間の交流生活を通して、聴解と会話力を中心に総合的な日本語の能力を高めたい。
 第三は、大学二年生の次学期の専攻分野で日本文学の方向を選択した。従って、日本で交流する一年間に、日本の図書資源を十分に利用して、日本文学をしっかり勉強して、四年生の帰国後の勉強のためにしっかりとした基礎を築きたい。
 第四は、日本の一年間の交流生活を通して、日本の文化や社会を更に理解し、将来日本の大学院に進学し、日本で働けるように貴重な経験を積みたい。

留学中の体験

 日本に来てもう8ヶ月になった。この期間にたくさんのものを受け取った。勉強だけではなく、生活の知識もある。同時に、大きな助けをくれた先生とクラスメートに感謝し、学校が私たちに提供してくれた良い勉強環境と雰囲気を感謝する。この8ヶ月間の生活は本当に楽しくて、充実している。これから学校の生活、寮生活、旅行体験という三つの面から私の半年間の生活を説明する。
 学校の生活については、第一学期に留学生に対して、日本語、特設日本語コースと日本事情、日本文学の授業などがあり、自分の日本語能力によって、授業を自由に選択することができる。ほかに、英語や韓国語や中国語などの外国語がある。今学期に日本語の授業のほかに、経営学部の授業もあり、経営についての知識を勉強できる。修課以外にも、学校にたくさんの活動がある。私は参加していた過程に、たくさんの友達を作った。そのグループに参加して多くの日本人と知り合いになり、日本人の友達を作ることができた。
 寮生活については、大学の寮に一人で住むのは一ヶ月に4万円ぐらいかかる。寮の警備員もとてもいい。寮に台所がある。自炊してお金を節約したいのも問題ではない。また、寮から歩いて5分ぐらいのところに大きな生活スーパーとコンビニがある。何でも買えるので、生活機能はとても便利。兵庫県での生活については、物価はちょっと高いと言われているが、実際に生活用品については、百円ショップがたくさんある。スーパーにもよく安いものがある。
 旅行に関しては、日本は交通が便利で、地下鉄が四通八達している。また、安い交通券がたくさんある。私はこの半年間に大阪、神戸に行った。温泉に行って、風景を見て、友達を作ることもできる。旅行していた期間日本の文化を体験できる。
 日本にいる時間は3ヶ月しか残っていない。残りの3ヶ月間、多くのことを学んで、もっと豊富な経験ができるように望んでいる。

留学の成果、将来の目標

 一年間の留学生活も残りわずかということで私がこの1年間学んだこと、考えたことを織り交ぜながら書かせていただこうと思う。
 まずこの1年間の留学生活を通して得たことから説明する。私の本来の専門は日本語である。日本に来たから、関西国際大学の経営学部経営学科に入って、新しい知識を勉強している。日本に来て、日本語を使って周りの人たちと交流する。だから、言語は道具だけであり、言語を学ぶ目的はこの言語をよく勉強して、そしてよく翻訳できることだけでなく、この道具をよく使って、このツールを新しい世界を開くための扉にすると考える。これを理解したあと、言葉の勉強に中心を置くだけでなく、言葉を使うことによって、資料を調べて、新しい知識を勉強するうちに言語を勉強すると試みる。このように、経営学を勉強しながら、日本語を勉強している。このような二重の学習によって、将来の就職に対する自信が強くなる。
 そして、この1年間の留学生活を通して日本に対する新しい印象から説明する。以前の日本に対する印象は全部ネットから得て、情報の真実性はわからない。日本に来たあと、自分の目、耳によって、自分の本当の体験を通して、日本に対する印象がガンガンはっきりしてきた。会った一つの中に先生もクラスメートも、見知らぬ人も、みんな仲良しである。コロナの影響で、帰国の航空券を買いにくいとき、学校の先生は助けてくれた。
 最後に、将来の目標について説明する。日本での一年間の勉強を通して、日本の大学院に入り、経営学の修士になりたいという信念が固められた。今年帰国した後、大学四年生の一年間に、一生懸命に勉強して、残りの学業を完成すると同時に、大学院試験を準備して、卒業後の再度の来日のために準備するつもりである。