日本に留学するきっかけは大学一年生の時、学校の日本語コーナーで日本人と交流したことです。日本人と交流するによって、教科書にないことを知ることができました。とくに日本人留学生の話から、日本の大学生の豊かな生活がわかり、その体験に憧れるようになりました。そのほか、日本での交通や買い物、食事など日常的なことには中国と違っていて驚いたところも多くありました。
大学三年生の時、2019年4月から神戸女子大学へ一年間の交換留学が決まり、非常に嬉しかったです。この機会を大切にしたいと思います。一年間日本での学生生活を体験することによって、日本の社会・文化をより深く理解したいと思います。また、日本で初めて生活をすることで、日本語学科の学生として、今まで学修してきた日本に関する知識を再確認したいと思います。
今年6月から9月にかけて大学コンソーシアムひょうご神戸の留学生インターンシップに参加しました。インターンシップ中、日本ジッパーチュービング株式会社で5日間実習をしました。この貴重な体験のおかげで、いろいろ学ぶことができました。まず、実習を通して学んだことですが、外国籍社員として働く先輩のメッセージから、日本で活躍するには外国籍としての強みを活かすこと、例えば自国の文化、法律等の情報の把握や母国語力が重要だと理解しました。 同時に、日本人、日本の企業文化を大切にすることが必要です。日本ジッパーチュービング株式会社では、同僚とのチームワークやコミュニケーションに価値をおき、いつも笑顔でお互いに挨拶をしていました。昨年中国でも、日系企業でインターンシップを行ったのですが、挨拶する文化はなく、常に競争を意識していました。同じ日本企業でも、中国・日本では大切にしていることが異なります。笑顔は、従業員の方々の働きやすい職場環境づくりに、そしてお客様のニーズに応えられる商品開発、提供に繋がっていることが深く理解できました。
最後になりますが、社会人になっても、オンオフのスイッチをしっかり切り替え、集中力を維持し、効率よく仕事を行いたいと考えています。また、今回の実習を通して、製品知識等、まだまだ自分の知らない分野が多いことも判明しました。今後も向上心を絶やさず、「活到老,学到老」、つまり、「生きて行く限り学び続ける」という言葉をモットーに頑張りたいと思っています。
神戸女子大学で留学する一年間、授業に参加するほか、インターンシップに参加する、就職に関する資格試験を受ける、卒業論文を書くなどのことをしました。また、日本で生活し、旅行に行き、いろいろ日本でしかできない体験をしました。日本での経験で、日本の社会、文化などを理解できるようになりました。この経験は、きっと将来の就職や生活に役に立つと思います。
卒業後、製造業界もしくはIT業界の企業に入り、日本語を活かせるような仕事をしたいと思います。留学中積み上げた経験を、就職活動、または将来の仕事に活かしたいと思います。