HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2017年度『受入』

  • 氏名:LONG Jiru [ 中国 ]

  • 受入期間:2017年09月15日 ~ 2018年07月31日
  • 受入大学:姫路獨協大学
  • 在籍大学:肇慶学院


留学のきっかけ、目的

 中国で2年間日本語を勉強していたが、日本語を生かす機会が少ないので、自分の日本語力を向上させるために、日本に留学することを決めた。学校で習った日本語は、ほとんどリーディングと文法の授業であり、会話の授業が少ない。だからこそ、日本に留学し、日本人とコミュニケーションすると、もっと日本語を話せるようになりたいと思う。また、日本に留学する前に、日本にずっと憧れていた。もともとは、アニメが好きで、日本語の専攻を選んだ。だんだん日本の文化に興味を持ってきた。
しかし、本を読むだけでなく、自分の目で見て、実際に体験するのが大切だと思う。日本で暮らしたら、日本をもっと深く認識できると思う。それに、やはり新しい環境で生活してみたかった。変わらない生活があまり好きではなく、日本で新しい生活を挑戦したかった。自分のホームである中国を離れ、新たな環境で自分を試し、自分も成長できると思う。

留学中の体験

 日本に来て、一人暮らしになった。中国で全然料理をしなかった私は、自分で料理をしなければならない。レシピを見ながら簡単な料理しか作れないが、料理を作るのが楽しみの一つだと思う。写真は自分で作った料理だ。最初は日本の物価に驚いた。特に果物の値段がとても高い。やはり思わず中国と日本を比べるようになった。いまはもう慣れた。日本のスーパーとドラッグストアが好きになった。なんでも買える。それに、あるスーパーとデパートに中国のアプリで払うことができる。とても便利だと思う。日本に来る前に、日本に生活にうまく慣れるかどうか心配していた。実は、自分の新しい環境に適応する能力が思ったより高い。日本の生活をとても楽しんでいた。しかし、日本で、揚げ物が多いので、いままででも食べ慣れない。
 
 日本の大学で勉強したのも楽しかった。ここの先生たちはとても豊富な知識を持っている。学生とのコミュニケーションを重んじている。先生は友達みたいに、気軽に話すことができる。先生との交流の中で、いろいろ勉強になった。それに、教科書の内容を勉強するだけでなく、先生と一緒に日本の社会や歴史などを討論し、視野を広げた。中国の大学の雰囲気と違う。ここの大学は、学生が自主的に勉強することを重視している。ここの勉強を通じ、日本語力が徐々に上達していった。また、日本人の友達もできた。一緒に勉強したり、遊んだり、とてもいい思い出が残っている。

留学の成果、将来の目標

 一年間の留学生活を過ごし、自分は成長したと思う。日本に来たばかりのとき、日本語をうまく話せなかった。話すことが恥ずかしかったと思ったが、いまは話せるようになった。自信も生まれた。
外国人と交流していた間、色々な考え方にぶつかった。こうして異文化交流を通して、さまざまな知識をもらえた。物事に対する考え方が以前より成長したと感じている。客観的に考えるようになった。今後、留学で体験した、感じたことをみんなに伝わり、日中のコミュニケーションに役に立てたいと思う。また、日本の大学院生を目指し、頑張りたいと思う。
 
この度は、奨学金を支給してくださった皆様に、感謝しております。皆様からの奨学金のおかげで、金銭的な負担が軽減し、充実した留学生活を送っていた。誠にありがとうございます。
これからの人生の中でも、夢に向かって、努力していきたいと思う。