留学のきっかけと言えば、大学に入る時先輩からもらった日本語学科の資料です。
当時、大学に入って、過去のコンフォートゾーンから離れて、もっと大きな、自分が入ったことのない世界を見つけたかったです。先輩のおかげで、日本に行って留学するプログラムがあるということがわかりました。姫路獨協大学の交流プログラムの内容を見たときに、このプログラムにとても興味がありました。その時から、姫路獨協大学で留学するために、準備していました。勉強も部活も励んでいて、日本語や英語などの試合にも参加しました。
最初、留学の目的は大きな世界を見つけたかったが、大学に入って、日本語を勉強して来たら、留学の目的は多くなりました。日本語を勉強している時に、KinKi Kidsが好きになって、特に兵庫県出身の堂本光一が好きですから、光一君が生まれた兵庫県は一体どういう感じなんだろうと思って、姫路へ行って、留学したいと思いました。また、私は漫才と関西弁も好きなので、一度だけでも吉本劇場で自分が好きな芸人、和牛の漫才を見たいですから、留学したいと思いました。そして、HUMAPという奨学金がもらう可能性がありますので、もらったら、留学の費用もだいぶ減って、両親にもあまり負担がかからないだろうと思って、姫路獨協大学に行くと決心しました。
HUMAPの奨学金のおかげで、お金についての問題がなく、色々なところに行けました。一番好きなところは福岡です。まず、福岡の猫島、相島に行きました。そこで猫の肉球を充分に楽しみました。フェリーの近くにあるおばあさんはとても熱心で、猫の話をたくさんしてくださいました。そして、相島はどこにも猫の姿が見えます。その時は本当に幸せでして、相島で猫と一緒に一生過ごしたらいいなと思っていました。
猫島以外、福岡市の動物園に行きました。その日はとても暑くて、虎まで横になっていました。でもそのおかげで、普通には見えない動物の姿が見えまして、笑っていました。
色々なところに行って、楽しかったですが、でも心に焼きついたのは日本人のやさしさである。
文学の先生が私たち交換留学生を招待してくださいました。私があまり甘いものが好きではないとわかって、ケーキを小さく切ってくれました。みんなで食事をしている時も、初めてすき焼きを食べる私たちのために色々説明してくださって、自分は一口も食べていないのに、私たちに「食べて!食べて!」とおっしゃいました。そして、卒業論文のことでも、「もし僕に見せたいなら、こっちに送ってもいいよ」とおっしゃいました。
本当に、ただの交換留学生の私たちのために、そこまでやられて、本当に感動してしまいました。国に帰っても、私は先生と手紙でやり取りしたいと思います。そして、一生懸命勉強して、成果を出して、その成果を恩返しとして先生に見せたいと思います。
一年に渡って、中国の大学でやったことのないことをやりました。このようなことをやって、成功した時は一番うれしかったです。中国では、人の前で話すことが怖くて。あまり人の前で話したことはありません。日本に来て、スピーチコンテストに出て、噛んでしまいましたが、落ち着いて人の前で話すことができるようになりました。また、日本で初めてのレポートと発表をしました。それで、レポートの書き方と課題についての調べ方がわかりました。特に文学についてのレポートの書き方がわかりました。それは卒業論文を書くことにいいと思います。
一番嬉しかったのは、初めて応用言語学の授業で発表したことでした。その時は緊張してしまいましたが、最後の時、「素晴らしい発表ですね」と先生に評価され、本当にうれしかったです。
9月になると、4回生になるので、将来について色々考えました。将来の目標というと、日本の大学院に入ることです。この一年間の生活と勉強で、自分が持っている知識はまだまだ足りないとわかりました。そのため、日本の大学院に入って、もっともっと勉強したいと思います。
日本に大学院に入ることはひとつの大きな目標ですが、その中には小さい目標は4つあります。
申し込む時に卒業論文の提出が必要なので、1つ目の目標は卒業論文の作成です。2つ目はTOEFLの試験で100点を取ることです。英語はとても重要だと思いますので、TOEFLはいい点数を取らなければならないです。3つ目は研究計画書の作成です。最後はGMATの試験です。GMATでいい成績を取れば、経営学研究科に入ることができるそうです。これからやることはたくさんありますが、疲れた時にこの一年間のことを思い出したら、疲れが取れると思います。