日本にいても英語を学ぶことはできるけれど、それは教科の“英語”であって語学の”英語”ではないと思います。外国で日本人ではない人たちに囲まれ、些細な日常生活を英語で過ごしてこそ語学としての“英語”が身につくと考えています。今までの英語の勉強といえば、読み書きが中心だったので、話すことに自信がなく、拙い英語で話すということに恥ずかしさを感じてしまいます。しかし、今回の留学では、マンツーマン授業があるため、自然と話すことに抵抗がなくなり、積極的に発言することができるようになると思います。さらにインターンシップがあることにより、学んだことをすぐに実践でき、より英語を身につけることができると思います。二年生のうちからインターンシップに参加でき、しかもそれが海外という大変貴重な体験ができる今回の機会を生かし、語学の勉強に励むだけでなく、積極性に富んだ人に成長したいです。また、今回の留学をきっかけに海外のボランティア活動にも参加していきたいと考えています。
私はこの留学で3種類の授業を経験しました。1つ目は、"social club"です。この授業では1つのお題に対して自分の考えを述べることを通して英語力の向上を目指しました。2つ目は"internship preparation"です。この授業では、履歴書の書き方、面接の仕方、プレゼンテーションの仕方など働く上で大切なこと学びました。特に、プレゼンテーションは初めての経験でとても勉強になりました。一番印象に残っている授業は"chatterbox"です。この授業はマンツーマンで行い、ひたすら英語を聞き、話すという作業を毎日2時間行いました。初日は全く聞き取れず成り立たなかった会話も、段々と成り立つようになり、目に見えて自分の成長が感じられ楽しく学ぶことができました。私の主観的な意見ですが、何か質問をされたときに私達が答えるまでの時間が短いように感じました。しかし、それにより恥ずかしがる余裕もなく、間違いを恐れず話すことができたように感じます。“Don’t be shy”私達が留学の最初から言われていたことですが、今ではそれが自然に身についていてとても嬉しいです。
1ヶ月の留学を通して変わったことが2つあります。1つ目は、英語力です。毎日英語に触れ、日常会話を英語で行うことで、リスニング、スピーキングの力が伸びたと思います。この2つの力は自分だけでは特に伸ばしにくい力だと思うので、この機会に、伸ばすきっかけを持てたことを嬉しく思います。2つ目は、自分の意見を主張できるようになったことです。私は社交的な性格ですが、大勢の前で自分の意見を発表するのは苦手でした。間違えるのが恥ずかしかったからです。今回の留学でも、最初は自分の意見がいえず、先生にもっと発言するよう言われたこともありました。しかし、次第に意見を主張できるようになりました。間違えても誰も笑わない、なにも恐れることはなく、失敗から学べばいいと自然と思うようになっていたのです。英語で話さなければいけないという経験したことのない環境が、恥ずかしいと思う余裕を取り去ってくたのだと思います。これらの変化はこれからの私の人生をより挑戦的なものにしてくれると思います。