将来、他の国々と関わることのできる国際的な仕事に就きたいという夢はありましたが、具体的にどういった仕事をしたいかということは決まっていませんでした。そこで、実際に海外で生活することで、自分の語学力を試し、さらに具体的に将来について考えたいと思いました。
中期留学は主に語学留学がほとんどですが、今回私が参加する中期海外インターンシップは、約一か月間のインターンがあります。
私は、大学での講義に加えて実際に企業で働くことができるという点に惹かれこのプログラムに参加しました。
海外で生活することで、日本との文化や価値観の違いを学ぶことができるだけでなく、インターンシップを通して、働き方や自分の現在の語学力、海外で働くことの困難な点など様々なことを学び吸収できると思います。
また帰国後、日本でもインターンに参加する予定ですが、オーストラリアでの反省点を踏まえることやオーストラリアでのインターンと日本のインターンを比較できることも、より将来の職業について深く考えることができ、改善と今後の成長につながると思います。
大学での一般的な英語の勉強を1ヶ月、その後ビジネス英語を三週間勉強し、現在はシドニーにある現地企業でインターン生として働いています。日常会話や大学で学ぶ英語、ビジネスで用いる英語はそれぞれ異なっているのでそれを全て学ぶことができるという点がこのプログラムのいい点であると思います。
私は特に、インターン生として働く中で最も有意義な英語を培っているように思います。私のインターン先は弁護士事務所であるということもあり専門的な用語が多く用いられています。その用語を聞き取り理解することだけでも大変苦労しましたが、徐々に理解出来るようになった実感があります。また、電話越しの英語や社員のネイティブな英語を聞きとること、手紙を書く際の適切な書き方や電話の対応の仕方、社員への接し方など日常会話では学べないフォーマルな英語を学ぶことができて新鮮ですし、とても勉強になっています。
今回の留学を通して、日本とは異なる文化、生活様式、価値観に出会うことが出来ました。オーストラリアには色々な人種や国の人々が生活しており、他の国よりも多く異文化環境に出会う場面が多いように感じました。それは私にとってすごくいい刺激になり、自分の考え方や価値観を深めることが出来ました。精神面の変化だと、以前よりポジティブに物事を考えるようになりまた将来についてより真剣かつ具体的に考えるようになりました。これは、現地の人々の前向きさに触れたことや将来についてなどの深い話をする機会が多くあったからであると思います。今回の留学を通し、以前に比べ英語力が向上したと思いますがやはりまだまだ自分の英語力が乏しいことを痛感しました。もう少し自分の意見をすらすら発言できたらと思ったこともたくさんありましたし、友達も出来たことでより英語を話せるようになりたいという気持ちが高まりました。今後の目標としては、日本でも海外の人々と接する機会を出来るだけ作り、英語で話すことで色んな世界の人々とつながることが出来る楽しさを忘れず、自分の英語力を向上させていきたいです。また、将来海外で働くことも視野に入れていこうと考えています。