私は現在、法律学部政治学科に在籍しており、国際情勢に関心を持っています。将来は、外務関係あるいは国際関係の職業に就きたいです。
今日では、グローバル化の進展のもと、公用語としての英語がますます重視されるようになりました。私は以前、英語力向上のため大学主催の短期外国語研修に参加した経験があります。1か月という短い期間でありましたので、英語力はなかなか伸びずに苦戦しました。そこで今回は同大学主催の中期海外インターンシップに参加することによって継続的に実践的な英語に触れ、英語力を養おうと考えました。また、私が参加するのは中期海外インターンシップということで、現地の方とともに働くことが可能です。インターンシップ自体初めての経験でありますので、数々の困難に直面することでしょう。たとえそのような状況に陥ったとしても、問題を解決する力を養うことも本プログラムでの達成目標です。グローバルな人材として世界で活躍したいという思いから、留学に踏み切りました。
先月英語研修を終え、只今インターンシップに参加しています。言語学校では英語圏におけるビジネスマナーを中心に学びました。多国籍の生徒や先生と意見を交わすことで、価値観が広がり、グローバルな視点で物事を考えることができるようになったと思います。インターンシップでは、初めての海外での職業体験ということで、様々な困難に遭遇しています。失敗も繰り返しました。しかし、「失敗は恐れる必要はない。次に繋げられたらそれは大きな成長だ。」という上司の助言のもと日々奮闘しています。また、受動的な姿勢で仕事に臨むのではなく、自ら行動する大切さを、学びました。私生活については充実した生活を送っています。日本人ばかりではなく様々な国籍の友達ができました。放課後や休日は共に宿題を取り組んだり、バーベキューなどのレクリエーションをしたりしました。ホストファミリーとの関係も良好で、人間関係には本当に恵まれました。
海外で実際に働くことは、想像以上に大変で失敗も沢山しました。上司に、その原因は私のコミュニケーション不足だと言われました。会社は個人作業ではなく、団体作業でなければならないと教わりました。これまでの人生を振り返ってみると、何事につけても他人の意見を聞かずに自分勝手に行動してしまうことが度々ありました。インターンシップを通して、マーケティングの知識を得るだけではなく、このような大事なことも学習できてよかったです。また、職場にはオーストラリア人をはじめ、フランス人、スイス人、日本人といった様々な国籍の人が存在し、会社内公用語は英語でした。相手を尊重することが美徳とされ、曖昧な表現を好む日本語とは異なり、率直に意見を述べることが必要とされます。はじめのうちは文化的違いに戸惑いましたが、次第に慣れ、自ら意見を発するまで成長しました。
私は将来海外での就職を視野に入れています。今回得た貴重な経験を忘れないように胸に刻み、今後の生活に生かしたいです。