HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

平成30年度『受入』

  • 氏名:M.P [ オーストラリア ]

  • 受入期間:2018年04月04日 ~ 2019年02月02日
  • 受入大学:武庫川女子大学
  • 在籍大学:マードック大学


留学のきっかけ、目的

2か国語を話し、海外にバックグラウンドのある者として、日本とオーストラリアの間に存在するような文化の違いは素晴らしいと感じています。私の高校生活の最初から終わりまで、日本文化に対する興味は常に増していき、その頃から日本語を学びたいと望んでいました。私は日本人の生き方から刺激を受け、そのことが励みになり、日本に移住し日本人のライフスタイルを経験したいと一時期考えていました。書かれていることや話されている言語を理解しようとすることに喜びとチャレンジを感じるため、日本語を学ぶのが大好きです。日本語を流暢に話し、読むことのできるレベルまで日本語能力を伸ばしたいと思っています。この交換留学プログラムが進むにつれて、日本文化を教えてくれる日本人の友人がたくさんできるでしょう。そして、膨大な知識と日本人への理解を深めてオーストラリアへ帰国し、このユニークで美しい国に行って探検する事をみんなに勧めたいと思います。
貴機構の奨学金受給者として採用していただき、このような手厚い支援を受けることができますことを、大変光栄に感じています。貴機構のおかげで、部活動やサークル活動を通し、大学生活にも馴染んでいけると思います。そして、そういった経験をすることで、日本の大学生とはどのようなものかを直接体験することができると期待しています。留学するにあたり、奨学金受給者として選ばれた学生に対し奨学金を支給なさることで、留学先の大学でより多くの成果を上げようと、学生はより重点的に取り組むと思います。これは私のような学生と、日本の大学の両者にとって有意義な体験を生み出すでしょう。交換留学生はより活動的になれるし、海外の文化についての見識を日本人学生に与えることもできると思います。
あらためまして、貴機構からこのような素晴らしい機会を与えて頂きましたことを、大変光栄に感じております。この奨学金のおかげで、交換留学プログラムの間に、ストレスのない経験と素晴らしい成果を達成することができると思います。私を採用してくださり、将来この奨学金の受給を願っている学生のお手本になることをお許し下さった兵庫・アジア太平洋大学間ネットワークに対し、最大限の感謝の意を表したいと思います。

留学中の体験

交換留学プログラムに際し、兵庫震災記念21世紀研究機構より奨学金を支給していただきましたこと、お礼申し上げます。私は何不足なく、日本文化に感謝する素晴らしい機会を得ることができました。貴機構から頂いた奨学金は寮や教科書などの日常生活のための助けとなりました。私は8か月間日本に滞在し、フルタイム学生として勉強に励みました。毎日大学で授業を受講したため、私の日本語力はどんどん良くなりました。HUMAPの奨学金を受給できたことで、お金の心配もせずに勉学に集中することができました。勉強を通して、聞く力や話す力を劇的に伸ばすことができ、同時に書く力や理解力もよくなりました。これにより、日本文化に対する私の理解は、ますます深められました。

寮で日本人学生と一緒に暮らすことにより、様々な場面で日本の人々について知る機会がありました。日本人だけではなく、中国や台湾からの交換留学生とも仲良くなることができました。このために、日本の伝統的な生活習慣だけではなく、他のアジア諸国から来日している留学生たちからもその国々の文化を学びました。日本で交換留学生となったことは、私に人としての変化ももたらしました。私には文化の違いや類似点について広い見解があり、私はそれぞれの文化違いに敬意を払うようになりました。これからオーストラリアから日本へ来る留学生たちが、この日本のユニークな文化を知ることを願っています。季節ごとに食べるものが変わるといった日常に結びついた文化というのはオーストラリアにはないものであり、とても魅力的でした。8ヵ月の留学生活あいだに、関西エリアの周辺の様々な場所訪れ、兵庫県の文化と兵庫県以外の地域の文化の違いを経験する機会がありました。私は奈良と大阪などにも行きましたが、冬休みの間に、より多くの場所に行き、もう少し日本を探検する予定にしています。

日本での最初の学期は主に勉強に集中していました。2学期に入り教科書から学ぶだけではなく、国について学ぶことにも焦点を置くようになりました。大学でも私が学びたいことをいくつがサポートしてくれますが、私の場合、より多く探索し、食べたことのない食事に挑戦し、新しい場所を訪れ、より多くの人々に出会いたいと思っています。そのように私がしたいと思うことを可能にしてくれたHUMAP奨学金の奨学生として選んでいただいたことに感謝しています。

留学の成果、将来の目標

日本での交換留学において、単に言葉だけでなく文化や社会についても多く学ぶ機会がありました。交換留学が終わりに近づいた今、この1年で学んだこと、そしてそれらを将来にどう活かしていくかを述べたいと思います。

今回の交換留学において、HUMAPからいただいていた奨学金は、武庫川女子大学の寮である若草国際寮での滞在費に充てていました。寮と授業を合わせると一日に12時間日本語を学べる時間がありました。主に授業では日本の経済、社会、文化についてで、日本が他国に影響されたように日本も海外にいかに文化的影響を与えたかということについて学び、日本と他国の類似点を見つけ、またその類似点と相違点について調べました。

日本語の授業では、リスニング、スピーキング、ライティング、リーディングがそれぞれセクションに分かれており、全てのスキルを均等に伸ばすことができ、結果として2018年7月に受けた日本語能力試験のN3に合格することができました。12月に開催されたN2の試験を受験する機会はありませんでしたが、さらに勉強を続け2019年の12月にオーストラリアでN2テストを受けようと思っています。元々はオーストラリアで日本語教師になろうと考えておりましたが、今はもっと選択肢を広げ、自分の日本語の能力を生かしてどのようなコミュニケーションに関わる仕事やキャリアを積むことができるか探っています。仕事として日本に戻ることも除外したくないのですが、まずはマードック大学を卒業して大卒というキャリアで何ができるかを調べたいと思います。また、日本で英語教師として働き、日本で住み続け自分に慣れ親しんだ言語を教えながら私自身も日本語を学ぶということも考えています。

最後に、私は今回の交換留学を無駄にせず、日本語力をさらに向上させたいと考えています。HUMAPには私のような留学生に対し奨学金を給付し、夢を追い求め叶える手助けをしてくださることに感謝いたします。人生で一度きりの機会に、経済的に支援をしてくださったことをずっと忘れません。