HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2024年度『受入』

  • 氏名:ZHOU, H [ 中国 ]

  • 受入期間:2024年04月01日 ~ 2024年09月30日
  • 受入大学:神戸芸術工科大学
  • 在籍大学:中国美術大学

留学のきっかけ、目的

留学を希望したきっかけは二つある。一つ目は、高校時代から留学することに憧れていた。その時に多くの日本のバラエティ番組を視聴し、日本各地の風土人情や物語を知った。日本の子供向けアニメは幼稚園時代から見始め、小さい頃から日本語に親しんでいた。カルタも私が非常に好きな日本文化の一つである。大学ではグラフィックデザインを学び、日本の書体に深い関心を持つようになった。二つ目は、日本のデザイン専攻は非常に先進的であり、多くの有名なデザイナーやアニメーションの有識者が中国で講演を行っている。高橋善丸や月岡貞夫と二度交流した後、より一層日本で留学し、有名なデザイナーに接触したいと強く思うようになった。

留学の目的は四つある。一つ目は、大学の時私の専門は視覚伝達デザインで、日本文化とグラフィックデザイン史についてすごく興味を持って、高い勉強意欲がある。院生の時私の専門は漢字デザインで、日本語は漢字といろいろつながりがあるため、国際交流から自分の漢字に対する理解とインスピレーションが得られると思う。日本は視覚伝達学科において優れる成果があって、私に自分の領域を超える思考と感触をもたらすと思う。二つ目は、日本には杉浦康平などたくさんの有名なデザイナーの講座を開催したことがある。私は留学の機会を利用して、このような有名人との距離を縮めて、その理念とデザインスキルをもっと深く勉強したい。その中から、各学科の知識を吸収し実践に巧妙に活用したい。そして、現代科学技術と結びつけ、多角的な視点から中日のグラフィックデザインと字体デザインを自分なりに考えて新しいもとを作ってみたい。三つ目は、院生の時私は漢字三年展を企画した。その展覧内容は「漢字の世界観」に触れた。けど、漢字は孤立的なものではない。それゆえ、この留学プロジェクトを通じて、アートとテクノロジーの視点からもっと広い視界で漢字を解読したい。四つ目は、日本は視覚伝達デザイン領域に貴重な文献資料がたくさんあって、私の中日デザイン理念についての院生論文の助力になれる。私は、日本の図書館をうまく利用して、自分の経験を増やしたい。

留学中の体験

留学の成果、将来の目標