HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2021年度『派遣』

  • 氏名:玉川 温志 [ 日本 ]

  • 受入期間:2021年09月01日 ~ 2022年06月30日
  • 受入大学:祥明大学校
  • 在籍大学:神戸学院大学


留学のきっかけ、目的

私が韓国に留学しようと思ったきっかけは、韓国語を話せるようになりたいと思ったからです。なぜ、韓国語を話せるようになりたいと思ったかと言うと、好きだった韓国のアーティストの言っている意味を字幕なしで聞き取れるようになりたいと思ったからです。また、叔父さんと叔母さんが韓国に住んでいて、遊びに行く時に言葉をわかっている方が楽しいし、叔父さんは韓国語しか話せないため話したいと思ったため、留学して勉強しようと思いました。
 留学するにあたっての目的が2つあります。1つ目は、韓国語を話せるようになることです。2つ目は、私が卒業論文で書こうと思っている内容が韓国の防災対策についてなので、日本で検索して調べるのには限界があると思うので、現地での情報を手に入れたいなと思っています。余裕があれば韓国のアーティストが所属している事務所を見てみたいと思います。せっかく留学させていただいているので、毎日を充実させたいと思っています。

留学中の体験

前期は二人部屋に一人で住んでいたり、授業も全てオンラインか録画だったので現地の学生と交流する機会がなかった。だから、自分で色々な場所に出かけたり、伯父、伯母に連れて行ってもらったりしていた。実際に教室で授業があれば、友達が出来て遊びにも行けたのだが、この時期は難しいと改めて分かった。また、どこに行ってもQRコードを提示したりしないと店に入れなかったりするので非常に不便だなと感じた。
冬期休みには部屋が替わり、中国人のルームメイトと仲良くすることが出来たし、一緒に遊んだりもした。食事も自分で作るようにして、楽しく1日を過ごしていた。
後期は始まったばかりだが、外の施設に見学したりする授業を履修した。普段は教室で授業を行い、二週間に一回課外授業を行うので同じ授業を履修した学生と仲良くなろうと思っている。また、日本人の男の子も来て、コロナの規制も緩くなっているので前期や冬期休みよりも外に出る回数も増えてきたのでなにかと充実した生活が送れていると思う。日本に帰るまでにいい思い出をたくさん作ろうと思う。

留学の成果、将来の目標

今回の留学を経て身についたことは2つ程あります。

まず1つ目は、家事をすることの大変さです。日本にいた時はしたことがあってもせいぜい食器洗いくらいです。それ以外は全て母親に任せていたが、韓国に来たら全て自分でやらないといけなくて最初の方は面倒くさかったですが、何日もしていると、だんだん面白く感じるようになってきたのが非常に良かったと思います。

2つ目は、自分から行動することの大切さです。日本だと日本語が読めるし、分からなくても日本語で尋ねることができるけれど、韓国ではそれが一切通じなくなるので、非常に大変でした。日本で韓国語を読めて、軽い日常会話程度しか勉強していなかったのでなかなか質問とか聞かれたりしても答えることができなくて難しかったです。いまだに分からない単語などは多いけれどある程度理解することができたり、雰囲気でいけるようになり、少しは成長したのではないかと思います。また、自分の言いたいことを伝えることが以前よりかはできるようになったのではないかとも思います。

将来の目標は今のところ全然見えていないのですが、もう少し韓国語を勉強したいなと考えています。せっかく留学というチャンスをもらったのにその経験を無駄にすることはしたくないと考えているため、帰国しても復習などをして、時間に余裕を持ち、さらに勉強したいなと考えています。