HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2020年度『受入』

  • 氏名:ERDHIEND RIZKY DHIYAS [ インドネシア ]

  • 受入期間:2020年11月16日 ~ 2021年08月31日
  • 受入大学:関西国際大学
  • 在籍大学:ダルマプルサダ大学


留学のきっかけ、目的

 今回の関西国際大学の交換留学プログラムに応募しようと思ったきっかけは、以前短い間で日本に来るときにある。その時、見学研修で観光地で素晴らしいことに気が付いた。その場所のお土産の店で店員さんがお客であった私を優しく扱ってくることは素晴らしいかったと思う。日本でのお店のサービスやおもてなしのことに関心するようになった。本学には国際ツーリズム学科があるとわかり、そのお客を満足させる技術を、なぜサービスがとてもいいのかを学びたいため留学することにする。

 そして自分の成長のために日本で日本人の文化や日常生活や風俗などを習いながら活かしたい。次に自分の言語力には自信があるが会話力には上達すべきものだ。そのために本学でたくさん友達を作り、よくしゃべったり日本語の会話力を上げようとする。

 日本の文化や風俗を習ることで日本人にとって悪いことや良いことがわかるようになるでしょう。本学で顧客満足を学び、学外でアルバイトをし、さらに自分で体験する日本人の風俗の知識と加え、それは効果的な習い方だ。自分の成長にも効果抜群だ。それらの知識を母国で活かし日本より劣っているところを改善させたい。

留学中の体験

  関西国際大学の交換留学プログラムに参加し、来日してから5ヶ月も経った。新型ウィルスの中の生活は簡単なものではない。しかしHUMAPの奨学金のおかげで安心に生活や留学することができている。本学では新型ウィルスの影響を受けている日本の観光業等の現場研究や見学もできた。ここから日本はどれだけ影響を受けているかをわかった。

 それらの活動は自分負担なので、アルバイトもしている。アルバイトではたくさんの先輩や上司も暖かく扱ったり、助けたりしてくれてとてもありがたい。それだけではなく、たくさん会話をして仲良くすることもできた。これで少しずつ会話力を練習し上達できるだろう。

 4月末の緊急事態宣言、この体験記を書くときは学校も遠隔授業となり、まるで来日する前の実家での学修のよう感じている。せっかくの留学の機会にはもっと色々なところへ行きたい、もっと色々なことを体験してみたい。でもそれはこれまでの体験は悪いこととは全く違う。学校では一緒に頑張っている友達ができて、期待してきた実践学修もできて素晴らしい経験だった。残りの留学期間には新型ウィルスが収まって、日本だけでなく世界中が回復できることを祈る。

留学の成果、将来の目標

 留学はあと1か月で終わる。関西国際大学では体験を通して色々なことを学んだ。経営学部に入って、マーケティングをはじめ、接客態度や観光のことを学び、営業を動かす裏側の作業を把握しあまりに腕が上がった。日常生活にもアルバイトや授業の間に先生と話し合って、しゃべるのが徐々にペラペラになってきている。

 本学で学んだこの経営学を自分の進路にしたい。特に観光関連でインバウンド旅行者との架け橋になりたい。旅行会社にマーケティングで学んだ顧客の取り方を活かし、顧客の依頼に応え、異文化の仲介となることが将来の目標である。そして、生活で喜ばせてくれた人のように今度は自分が他の人を助け、他人を喜びに導きたい。それを目指せば、幸せの極みであるだろう。

 時間は早く経つものだ。新型コロナウィルス中で旅行等できず、厳しい生活であったが、HUMAPのおかげで安心に生活を送ることができた。このような困難な状態でも遠隔で先生方や友達と連絡取り合って、幸いだった。この経験を一生忘れない。忘れるわけにはいかない。