私はもともと海外に曖昧な憧れを持っていました。大学に入って目標の留学をするためにいろいろな留学の説明会に参加しました。小さいころから海外で働きたいと考えていたので、ビジネス英語を学べたり、現地でのビジネスの雰囲気を感じることができる中期海外インターンシップはとても魅力的だと思いました。またほかの中期留学よりも英語要件のレベルが高く、より実践的な英語を学べ、それをアウトプットすることが出来るという点や、何よりもほかのプログラムではできない中期的なインターンシップに関われるという点にも、将来海外で働きたいと考えている私は惹きつけられました。
留学の目的としては、英語力を向上させるのはもちろんのこと、日本ではない土地でいろいろなことを経験し、様々な人と出会い、視野を広げるということを考えています。実際にその目的を達成させるために、言語の勉強と両立させて、積極的に様々なことに挑戦していきたいと考えています。
オーストラリアに来て3週間目の金曜日に、授業の一環としてグローバル気候ストライキというものを見学しに行きました。気候ストライキとは、スウェーデンの高校生であるグレタ・トゥーンベリさんが気候変動対策を求める抗議のため学校をストライキしたことから始まりました。この活動が世界的に広まり、現在のグローバル気候ストライキにつながっています。
シドニーでは、グローバル気候ストライキはハイドパークと呼ばれる大きい公園で行われました。そこには5歳にも満たない子供やサラリーマン、性別や年齢に関係なく、様々な人が集まり、多様なプラカードを持って気候変動に対する抗議をしていました。気候変動という地球規模の大きな問題に対して、自分よりも小さな子供たちが積極的に取り組んでいることや、何よりも平日に仕事や学校を休んで抗議活動をしているということに驚きました。日本ではあまり浸透していませんが、大阪などでグローバル気候ストライキが行われているので、次は日本のグローバル気候ストライキを見学したいです。