HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2019年度『受入』

  • 氏名:D.Y [ 中国 ]

  • 受入期間:2019年09月24日 ~ 2020年07月28日
  • 受入大学:神戸女学院大学
  • 在籍大学:広東外語外貿大学


留学のきっかけ、目的

大学の時から、ずっと日本の生活を経験したかったです。日本語が好きです。そして、日本語を学ぶことによって、日本の文化や歴史などいろいろな知識も得られました。勉強すれば勉強するほど日本の歴史文化に興味を持ちました。しかし、中国には、本やメデイアを通して知ることしかできなかったです。
 それから、卒業論文は『平家物語』の漢訳研究に関するものです。『平家物語』が生まれた文化、歴史システムに身を置かないと、深く体得できまいと思います。だから、今回の神戸女学院大学への留学によって、資料を調べたり、先生の指導を受けたりすることから『平家物語』をより深く理解できるようにします。
 もっとも重要なのは、この一年間の生活を通して、少しでも日本の文化をもっと深く知りたいと思います。

留学中の体験

HUMAP奨学金のおかげで、生活費に悩む必要がなく、学業に専念できます。
修士論文は『平家物語』に関するものです。神戸女学院の図書館や国立国会図書館で『平家物語』の各種のテキストと関連する資料を見つけて、たいへん役立ちました。そして、先生の指導をいただいて修士論文を書き上げました。
勉強以外の時間は、西宮市まわりの市、大阪、京都、奈良、神戸などに遊びに行きました。それぞれの魅力があり、日本の伝統文化をしみじみと感じます。
春休みを利用して、東京や北海道など遠くのところに行って観光したいですが、コロナウイルスの原因でどこにも行けなくなって残念です。
幸い神戸女学院校内では桜の木がたくさんあって、春休みには桜の満開で心を癒やされました。
最近は暑くなりますが、晴れる空や爽やかな風で毎日も楽しい気分です。
「やっぱりこれは日本の夏だな」という感じが出てきます。
いろいろなことを経験して、非常に素晴らしい記憶になると思います。

留学の成果、将来の目標

HUMAP奨学金のおかげで、神戸女学院に留学する間に楽しく勉強したり観光したりすることができ、ありがたいです。
コロナウイルスの原因で、留学の時間が縮まりましたが、非常に素晴らしい経験になりました。
帰国しても、今は神戸女学院内の満開な桜、奈良のかわいい鹿、京都のにぎやかな神社などいろいろな景色が頭の中に生き生きと浮かんでいます。
中国との全然違う風景を見て、非常に見識を広げました。
日本語もちょっと上手になりますし、日本文化や文学への理解もいっそう深くなりました。
帰国すると、就職活動が始まります。この留学経験はきっと役立つと思います。
ありがとうございます。