HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2017年度『派遣』

  • 氏名:高本 美ノ里 [ 日本 ]

  • 受入期間:2018年03月02日 ~ 2018年12月21日
  • 受入大学:慶熙大学校
  • 在籍大学:姫路獨協大学


留学のきっかけ、目的

 私は中学2年生の時に韓国の音楽やドラマをきっかけに韓国に興味を持ち始め、高校生の頃から韓国語を勉強したいと考えるようになりました。そして、大学から本格的に韓国語を学び始めました。そのうち、もっと韓国語を上達させたいと思うようになり、そのためには、やはり現地で学ぶのが一番効果的であると思ったからです。また、韓国の歴史や文化に興味があり、それらを学びたいと思ったことも大きな動機になりました。

留学中の体験

 大学のキャンパスは開放的で大学内にバス停がいくつもあるほどとても広いです。
学生たちは真面目な印象です。試験前は大学の図書館や周囲のカフェが勉強する学生で満席になります。しかし、遊ぶときは思いっきり遊ぶ印象で学園祭の時にはものすごい盛り上がりでした。
交友関係については、キョンヒ大学の留学生サークルには韓国語や国際交流に興味のある韓国人学生や他国から来た交換留学生がおり、私はそのサークルに積極的に参加して友人をたくさん作りました。そこで日本人学生やベトナム人学生達と仲良くなり、帰国してからも連絡を取り合っています。このようにすることで韓国語を忘れないようにできます。
 学業面については、興味のあった韓国史や社会学、留学生専用の授業を中心に履修しました。全て韓国語授業だったので予習と集中力が必要でした。分からない部分があれば、教授や友人に聞いてその都度解決していました。また、授業中に日本ではどうか?などと質問を投げかけられることも多かったです。急に質問されても答えられるように日本のあらゆる文化をある程度知っておくと良いと思います。

留学の成果、将来の目標

 留学を通して、韓国語をより深く勉強できたのはもちろん、各国から韓国語を学びに来た学生とたくさん交友することができました。たくさん失敗を重ねて、なぜあの時間違ったのか振り返り次に正しい表現で言うことを繰り返したり、また毎回違う表現で言うことによって様々な文法表現を使いこなせるようになりました。外国語は実際に自分で声に出して、たくさん活用して習得していくものだと気づきました。
この留学で、語学だけではなく本当に様々な経験をしました。しかし、その経験は自分から行動することで初めて得ることができました。何も分からないのに見た目や思い込みで決めつけたくなく、一度は挑戦することを心がけていました。一度体験してみたことで初めて知ったこと、学んだことはたくさんあります。そのうち、海外で生活することに不安が無くなったことで、どこでも堂々と行動できるようになり、度胸がつきました。なので、この留学で経験したことは何一つ後悔していません。
今後、社会人として社会に出て行かなければなりません。この留学で培ったコミュニケーション力と積極性を活かし、立派な社会人として社会に貢献したいと思います。