HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2017年度『受入』

  • 氏名:M.G [ 中国 ]

  • 受入期間:2017年04月10日 ~ 2018年03月01日
  • 受入大学:兵庫教育大学
  • 在籍大学:華南師範大学


留学のきっかけ、目的

私は日本語を専攻していますが,日本語を勉強しながら,ずっと日本へ留学することに憧れていました。茶道などの日本の伝統文化に興味があり,また日本の精神文化の素晴らしさも知りたいと思っています。今回の留学は,論文執筆にも役立つと信じています。また,将来中国の日本企業に就職したいと思っているので,日本への留学は貴重な経験になると思います。

留学中の体験

日本で留学の一年間に、大学のおかげで、色々な体験を楽しみました。例えば、十一月のはじめに、社高校の交流会に参加しました。すごく印象深いボランティア活動です。その時、私は自分の国――中国の社会各面の物事を高校生に紹介し、高校生と中国と日本のことをいろいろ交流しました。活発な高校生と一緒にゲームをしたり、話したり、本当に楽しかったことです。今まで知らなかった日本の高校生と高校生活が、今少しだけわかりました。
そのほかに、最近フレンドシップファミリーと日本人の友人に誘われ、一緒にきれいな紅葉を観ることを楽しみました。風中の揺れている紅葉と寺が一緒に目に入ったのは印象深かったです。そして、大学祭を見に行きました。豊富な活動がキャンパスで行われていました。学生たちが屋台でおいしい料理を自分で作って販売していました。そのほかに、ステージで、バンドのみんなも楽しそうに歌ったり、踊ったりしていました。本当ににぎやかな雰囲気です。これら豊富な留学生活のおかげで、日本の世界を親しく触れることができます。

留学の成果、将来の目標

もうそろそろ兵庫教育大学から離れる時間です。本当にあっという間でした。2017年4月から、何もわからない状態でここに入りました。この一年間、様々な授業に出て、本当に面白くて、たくさん勉強になりました。英語の授業で、中国と違う英語の授業の雰囲気がわかりました。国語の授業で、知らなかった方言や文法も学びました。音楽の授業で、日本の代表的な音楽もなんとなく歌えるようになりました。その他、体育、心理学、障害支援の授業まで体験しました。豊富な授業のほか、指導教員の先生も、親切にいろいろ教えてくださいました。先生は、私が知らなかった日本の知識を教えてくださり、何回も熱心に私のレポートと原稿を指導してくださいました。本当に優しくて、いい先生だと思います。心から感謝します。
また、兵庫教育大学の茶道部のお稽古に参加し、先生からのアドバイスのお陰で、やっと研究したいレポートを書き上げることができました。私のレポートは、茶道に関するテーマです。
将来は、自国で日本語に関わる仕事に就職したいと思っていますので、ここで勉強した知識と社会経験を仕事に役立てることができると思います。
この留学生活で、日本で出会った優しい人々やいい物事がたくさんあって、本当にありがたくて、感謝の気持ちで胸がいっぱいです。